松山千春 新たなる旅立ち 21世紀の君に勇気ありがとう

番組概要

「松山千春 新たなる旅立ち 21世紀の君に勇気ありがとう」（まつやまちはる あらたなるたびだち にじゅういっせいきのきみにゆうきありがとう）は、シンガーソングライター松山千春がパーソナリティを務めたラジオ番組です。2001年度のナイターオフ期間、ニッポン放送を制作局としてNRN系列の全国33局で放送されました。

放送形態

本番組は、毎週金曜日の夜7時から9時までの2時間にわたってオンエアされていました。当時のニッポン放送のナイターオフ番組「ヨッ!お疲れさん」の金曜版において、後半の時間を構成するパートとして位置づけられていました。ちなみに、金曜日の前半枠は「タモリのヨッ!お疲れさんフライデースペシャル」が放送されていました。さらに、この番組はインターネットラジオとも同時に配信されており、従来のラジオ放送に加え、新たなメディアを通じた聴取環境も提供されていました。

ネット状況

全国のNRN系列局で放送された本番組ですが、そのネット形態は局によって異なっていました。全編である夜7時から9時までフルネットで放送していた局は、ニッポン放送、STVラジオ（放送当時、札幌テレビが運営）、茨城放送、栃木放送、東海ラジオ、南海放送、九州朝日放送、ラジオ沖縄の8局でした。

一方、夜7時から8時までの1時間のみを放送し、途中で飛び降りる形態をとっていた局が多数存在しました。これに該当したのは、青森放送、IBC岩手放送、東北放送、秋田放送、山形放送、ラジオ福島、新潟放送、信越放送、山梨放送、北日本放送、北陸放送、福井放送、毎日放送、和歌山放送、山陰放送、山陽放送、中国放送、山口放送、西日本放送、高知放送、長崎放送、熊本放送、大分放送、宮崎放送、南日本放送の計25局です。

多くのネット局が途中飛び降りとなっていた主な理由は、夜8時からの時間帯に、TBSラジオ制作の番組「e-NITE」をネットしていたためでした。ただし、すべての局が「e-NITE」を放送していたわけではなく、信越放送（SBC）は自社制作番組「青春の日の歌謡曲」を、毎日放送（MBS）は独自企画の「e-NITE WEST」をそれぞれ同時刻に放送していました。

その他の放送展開

地上波ラジオでの放送に加え、ニッポン放送が運営していたBSデジタルラジオ放送「LFX488」でも本番組はオンエアされていました。BSデジタルでの放送は、地上波での放送から2日遅れのディレイ放送として、毎週日曜日の午後3時から5時にかけて行われていました。

制作体制について

番組の制作はニッポン放送が中心となっていましたが、特記事項として、キー局であるニッポン放送からだけでなく、フルネットで放送していた一部のネット局からも番組が送出されるケースがしばしば見られました。これにより、地方の放送局から全国へ向けたオンエアが実現していました。

関連情報

松山千春は、本番組が放送される前年の2000年度ナイターオフシーズンにも、同じくニッポン放送のナイターオフ番組「Super Music Stadium」に出演しており、そちらでは火曜日を担当していました。本番組は、それに続く形で担当したナイターオフのレギュラー番組と言えます。

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