柳淳

柳淳（やなぎ じゅん）

プロフィール

1966年12月16日生まれ、栃木県出身の日本の外交官です。

学歴

1985年3月：神奈川県立湘南高等学校卒業
1988年3月：東京大学法学部第二類中退
1992年：オックスフォード大学哲学政治経済（PPE）修士課程修了

職歴

1988年4月、外務省に入省。以降、数々の要職を歴任しました。

1992年：在ナイジェリア日本国大使館 一等書記官
2003年12月：在ロシア日本国大使館 一等書記官
2005年7月：在ロシア日本国大使館 参事官
2005年12月：在カナダ日本国大使館 参事官
2008年1月：総合外交政策局軍縮不拡散・科学部不拡散・科学原子力課国際科学協力室長
2010年7月：欧州局西欧課長
2012年9月：東北大学大学院法学研究科 教授（出向）
2014年7月：在ベトナム日本国大使館 参事官
2014年10月：在ベトナム日本国大使館 次席公使
2018年1月：在ウィーン国際機関日本政府代表部 次席公使
2021年10月：内閣官房内閣情報調査室次長
2023年7月：在シカゴ日本国総領事館 総領事（現職）

柳氏は、そのキャリアを通じて、各国の日本大使館や国際機関で重要な役割を果たしてきました。特に、軍縮、不拡散、国際科学協力などの分野で専門性を発揮し、多岐にわたる外交政策の推進に貢献しています。

人物像

東京大学法学部を中退後、外務省に入省し、オックスフォード大学で修士号を取得するなど、国際的な視野と深い知識を持つ外交官です。その語学力と国際感覚を活かし、世界各地で活躍しています。また、内閣情報調査室次長を歴任するなど、情報分析能力にも長けていると考えられます。

著書

『外交入門 国際社会の作法と思考』（時事通信社、2014年）

自身の経験と知識に基づいて、国際社会における外交の重要性や作法について解説した著作があります。外交に関心のある人々にとって、貴重な指南書となるでしょう。

同期入省者

柳氏と同期で外務省に入省した人物の中には、以下のような著名な外交官や政府関係者がいます。

達増拓也（岩手県知事）
青木豊（アルメニア大使）
岩﨑一郎（一橋大学経済研究所教授）
一方井克哉（ニジェール兼轄、コートジボワール大使（トーゴ兼轄））
内川昭彦（モントリオール総領事）
宇山秀樹（デンマーク大使・欧州局長）
岡田健一（香港総領事）
小野啓一（外務審議官（経済担当）・外務省経済局長・地球規模課題審議官）
小野日子（ハンガリー大使・外務報道官・外務省経済局長・内閣広報官）
赤松武（国際民間航空機関代表部大使）
海部篤（ウィーン代表部大使・軍縮不拡散・科学部長・儀典長）
小泉勉（ラオス大使、中華人民共和国大使館特命全権公使、外務省研修所長）
小林賢一（特命全権大使（国際貿易・経済担当）・ラオス大使）
佐々山拓也（ウガンダ大使・トロント総領事）
鈴木光太郎（ボストン総領事・イラク大使）
髙杉優弘（コロンビア大使）
堤尚広（特命全権大使（人権担当兼国際平和貢献担当）・南スーダン大使）
林禎二（ブラジル大使・中南米局長）
平野隆一（在ロシア大使館 公使・内閣官房国際テロ情報集約室次長・ユジノサハリンスク総領事）
船越健裕（外務審議官・アジア大洋州局長）
* 松本太（イラク大使・ニューヨーク領事）


これらの同期入省者の顔ぶれからも、柳氏が非常に優秀な人材であることが伺えます。

まとめ

柳淳氏は、長年にわたり外交官として活躍し、そのキャリアを通じて国際社会における日本のプレゼンス向上に貢献してきました。今後も、在シカゴ総領事として、その手腕を発揮することが期待されます。

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