赤松武

赤松武（あかまつ たけし）

1963年7月31日生まれの日本の外交官。東京都出身。甲陽学院高等学校を経て、1988年に京都大学法学部を卒業後、外務省に入省しました。

外務省入省から要職歴任まで

外務省では、経済局海洋課課長補佐、総合外交政策局国際社会協力部国連行政課首席事務官などを歴任。2002年7月には外務省沖縄事務所副所長に就任。2004年からは欧州連合日本政府代表部一等書記官、2005年には同参事官を務めました。

2007年、外務省国際協力局政策課企画官に就任。2009年には外務報道官組織国際報道官、2010年8月にはアフリカ第一課長に就任し、アフリカ外交に携わるようになりました。2012年8月には在スーダン日本国大使館参事官、在ジュバ日本国政府連絡事務所長を兼任し、2013年7月には在南スーダン日本国大使館の設立に伴い、同大使館参事官・臨時代理大使に就任しました。

南スーダン大使、そして国際舞台へ

2013年10月11日、南スーダン駐箚特命全権大使に就任。その後、2015年3月には国際連合日本政府代表部公使に転任。2018年には外務省大臣官房参事官兼国際協力局（地球規模課題担当）、アジア大洋州局南部アジア部も兼務しました。

2019年、ストラスブール総領事に就任。2022年11月11日からは、国際民間航空機関日本政府代表部特命全権大使として、国際的な舞台で活躍しています。

同期入省者

赤松氏と同期で外務省に入省した人物には、以下のような方がいます。

達増拓也（岩手県知事）
青木豊（アルメニア大使）
岩﨑一郎（一橋大学経済研究所教授）
一方井克哉（ニジェール兼轄、コートジボワール大使（トーゴ兼轄））
内川昭彦（モントリオール総領事）
宇山秀樹（デンマーク大使・欧州局長）
岡田健一（香港総領事）
小野啓一（外務審議官（経済担当）・外務省経済局長・地球規模課題審議官）
小野日子（ハンガリー大使・外務報道官・外務省経済局長・内閣広報官）
海部篤（ウィーン代表部大使・軍縮不拡散・科学部長・儀典長）
小泉勉（ラオス大使、中華人民共和国大使館特命全権公使、外務省研修所長）
小林賢一（特命全権大使（国際貿易・経済担当）・ラオス大使）
佐々山拓也（ウガンダ大使・トロント総領事）
鈴木光太郎（ボストン総領事・イラク大使）
髙杉優弘（コロンビア大使）
堤尚広（特命全権大使（人権担当兼国際平和貢献担当）・南スーダン大使）
林禎二（ブラジル大使・中南米局長）
平野隆一（在ロシア大使館 公使・内閣官房国際テロ情報集約室次長・ユジノサハリンスク総領事）
船越健裕（外務審議官・アジア大洋州局長）
松本太（イラク大使・ニューヨーク領事）
* 柳淳（シカゴ総領事・内閣審議官兼内閣情報調査室次長兼国際テロ情報集約室次長、在オーストリア大使館 公使）

人物

赤松氏は、外務省において、国際協力、アフリカ外交、多国間外交など、幅広い分野で活躍してきた外交官です。南スーダン大使としては、同国の独立と安定に尽力し、ストラスブール総領事としては、フランスと日本の友好関係を促進しました。また、国際民間航空機関日本政府代表部特命全権大使としては、国際航空分野における日本のプレゼンス向上に貢献しています。

外部リンク

赤松 武 (takeshi.akamatsu.1963) - Facebook

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