横浜駐屯地

横浜駐屯地について

横浜駐屯地は、神奈川県横浜市保土ケ谷区岡沢町に位置する陸上自衛隊の駐屯地です。中央輸送隊をはじめとする部隊が駐屯しており、輸送業務における重要な役割を担っています。

沿革

横浜駐屯地の歴史は、1956年1月15日に開設されたことに始まります。当初は、第107特科大隊が習志野駐屯地から移駐し、高射砲部隊が各地の分屯地に配置されました。その後、様々な部隊の再編や移駐が行われ、現在の体制に至っています。

• - 1956年1月15日：横浜駐屯地開設。第107特科大隊が移駐。
• - 1960年1月14日：第384基地通信隊、第367警務隊本部が新編。
• - 1966年3月29日：第107特科大隊が朝霞駐屯地に移駐し、各分屯地が廃止。
• - 1966年3月31日：京浜港湾処理隊、第391会計隊が移駐。第367警務隊本部が久里浜駐屯地へ移駐。
• - 1967年4月：本館庁舎が完成。
• - 1973年3月27日：第367警務隊横浜連絡班が第113地区警務隊横浜連絡班に改編。
• - 1975年3月26日：第384基地通信隊が第309基地通信中隊横浜派遣隊に改編。
• - 1983年3月24日：京浜港湾処理隊などが編合・改編し、陸上自衛隊中央輸送業務隊が新編。
• - 1994年1月：第309基地通信中隊横浜派遣隊が第316基地通信中隊横浜派遣隊に改編。
• - 1996年3月29日：中央輸送業務隊に移動支援隊が新編。
• - 2006年3月27日：中央輸送業務隊の京浜地区隊などが廃止され、輸送処理隊と3個移動支援隊に再編。
• - 2008年3月26日：第3移動支援隊が函館駐屯地から移駐。第113地区警務隊横浜連絡班が第129地区警務隊横浜連絡班に改編。
• - 2015年3月26日：第4移動支援隊、第5移動支援隊が新編。
• - 2018年3月27日：陸上自衛隊中央輸送業務隊が陸上自衛隊中央輸送隊に改編。

駐屯部隊

現在、横浜駐屯地には以下の部隊が駐屯しています。

• - 防衛大臣直轄部隊

- 陸上自衛隊中央輸送隊
- 警務隊
- 東部方面警務隊
- 第129地区警務隊
- 横浜連絡班

• - 東部方面隊隷下部隊

- 東部方面システム通信群
- 第105基地システム通信大隊
- 第316基地通信中隊
- 横浜派遣隊

アクセス

横浜駐屯地は、以下の主要な交通網に近接しており、アクセスに便利です。

• - 高速道路: 第三京浜道路/横浜新道/首都高速神奈川2号三ツ沢線 保土ヶ谷IC
• - 一般道: 国道1号、国道15号、国道16号、国道133号、神奈川県道13号横浜生田線、神奈川県道14号鶴見溝ノ口線、神奈川県道218号弥生台桜木町線
• - 鉄道: JR東日本（東海道線/横須賀線/京浜東北線/根岸線/横浜線）、相鉄本線、東急東横線、京急本線 横浜駅
• - 港湾: 川崎港、横浜港（指定特定重要港湾）

横浜駐屯地は、自衛隊の輸送活動における重要な拠点であり、今後もその役割は重要となります。

外部リンク

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