河原節子

河原節子の経歴

河原節子氏は、1963年5月3日に東京都で生まれました。1986年に一橋大学法学部を卒業後、外務省に入省し、外交官としてのキャリアをスタートさせました。

外務省でのキャリア

河原氏は、外務省において、文化交流、経済協力、危機管理など、多岐にわたる分野で重要な役職を歴任しました。2002年には大臣官房文化交流部政策課国際文化協力室長に就任し、国際文化交流の推進に貢献しました。その後、経済局開発途上地域課企画官、経済連携課企画官などを経て、2005年には大臣官房総務課危機管理調整室長として、危機管理体制の強化に尽力しました。

2006年からは、国際連合教育科学文化機関（ユネスコ）日本政府代表部参事官として、国際的な文化・教育分野での協力に携わりました。

内閣府・大学での勤務

2008年には内閣府情報公開・個人情報保護審査会事務局審査官に出向し、情報公開制度の適正な運用に貢献しました。2009年に外務省に復帰後、国際協力局多国間協力課人道支援室長、緊急・人道支援課長として、国際協力と人道支援の分野で活躍しました。2011年からは、財団法人世界平和研究所主任研究員として政策研究に携わり、2013年には母校である一橋大学大学院法学研究科の教授に就任し、後進の育成に貢献しました。

在外公館での勤務

2015年からは在外公館での勤務が始まり、在オランダ日本国大使館公使を務めました。2018年には在フランクフルト日本国総領事に転じ、ドイツにおける日本との関係強化に尽力しました。

現在の役職

2021年には人事院公務員研修所副所長に出向しましたが、2022年8月からは、再び在外公館勤務として、在デュッセルドルフ日本国総領事に就任し、現在に至ります。

河原氏は、外務省での豊富な経験と知識を生かし、国際社会における日本のプレゼンス向上に貢献しています。特に、文化交流、経済協力、危機管理、人道支援などの分野において、そのリーダーシップと専門性が高く評価されています。

同期入省者

河原氏と同期で外務省に入省した人物には、以下のような方々がいます。

石川浩司（22年シンガポール大使・20年官房長・19年南部アジア部長）
岩間公典（22年バングラデシュ大使・20年デュッセルドルフ総領事）
牛尾滋（22年南アフリカ大使・19年ポルトガル大使・18年アフリカ部長）
宇山智哉（21年WTO事務局長上級補佐官）
大鷹正人（24年タイ大使・20年ハンガリー大使・19年外務報道官）
片江学巳（23年ルーマニア大使・20年瀋陽総領事）
木村徹也（22年東ティモール大使・20年国連日本政府代表部大使・17年ミュンヘン総領事）
四方敬之（21年内閣広報官・20年外務省経済局長）
進藤雄介（21年在デトロイト日本国総領事・18年パキスタン公使・15年軍縮会議公使）
鈴木量博（23年オーストラリア大使・20年トルコ大使・18年北米局長）
中村安志（09年中南米局南米課課長補佐）
久島直人（22年中曾根康弘世界平和研究所・20年国際平和協力本部事務局長）
淵上隆（14年ドミニカ共和国大使）
三上正裕（22年ベルギー、北大西洋条約機構日本政府代表部大使・19年カンボジア大使・17年国際法局長）
道井緑一郎（23年フィジー大使）
南博之（24年特命全権大使（国際テロ対策・組織犯罪対策協力担当）・20年コンゴ民主共和国大使）
[山田重夫]]（23年駐米大使・21年外務審議官]・19年[[総合外交政策局長）
吉田朋之（23年日本国際問題研究所所長・20年外務報道官・19年中南米局長・17年軍縮不拡散・科学部長）
* 若林啓史（16年東北大学教授）

これらの同期入省者たちも、各分野で要職を歴任し、日本の外交・国際協力に大きく貢献しています。

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