片江学巳

片江学巳（かたえ がくし）

1962年12月28日、東京都に生まれた片江学巳氏は、日本の外交官として国際社会で活躍しています。東京大学経済学部を卒業後、1986年に外務省に入省しました。

多岐にわたるキャリア

片江氏は、外務省入省後、様々な要職を歴任しています。初期には、高知県警察本部警務部長や外務省大臣官房報道課首席事務官などを務め、国内行政にも携わりました。その後、アジア大洋州局中国課企画官、大臣官房領事移住部邦人保護課邦人特別対策室長などを経て、海外勤務も経験しています。上海、イギリス、パキスタン、オーストラリアなど、多くの国で在外公館に勤務し、国際情勢への理解を深めました。

2018年10月には会計検査院事務総長官房審議官に就任し、行政監査の分野でも手腕を発揮しました。2020年9月からは在瀋陽日本国総領事として、中国東北地方における日本との関係強化に尽力しました。そして、2023年12月には、ルーマニア国駐箚特命全権大使に任命され、現在に至っています。

同期入省の外交官たち

片江氏と同期で外務省に入省した外交官には、以下のような人物がいます。

石川浩司（22年シンガポール大使、20年官房長、19年南部アジア部長）
岩間公典（22年バングラデシュ大使、20年デュッセルドルフ総領事）
牛尾滋（22年南アフリカ大使、19年ポルトガル大使、18年アフリカ部長）
宇山智哉（21年WTO事務局長上級補佐官）
大鷹正人（24年タイ大使、20年ハンガリー大使、19年外務報道官）
河原節子（22年デュッセルドルフ総領事、21年公務員研修所副所長、18年フランクフルト総領事）
木村徹也（22年東ティモール大使、20年国連日本政府代表部大使、17年ミュンヘン総領事）
四方敬之（21年内閣広報官、20年外務省経済局長）
進藤雄介（21年在デトロイト日本国総領事、18年パキスタン公使、15年軍縮会議公使）
鈴木量博（23年オーストラリア大使、20年トルコ大使、18年北米局長）
中村安志（09年中南米局南米課課長補佐）
久島直人（22年中曾根康弘世界平和研究所、20年国際平和協力本部事務局長）
淵上隆（14年ドミニカ共和国大使）
三上正裕（22年ベルギー、北大西洋条約機構日本政府代表部大使、19年カンボジア大使、17年国際法局長）
道井緑一郎（23年フィジー大使）
南博之（24年特命全権大使（国際テロ対策・組織犯罪対策協力担当）、20年コンゴ民主共和国大使）
[山田重夫]]（23年駐米大使、21年外務審議官]、19年[[総合外交政策局長）
吉田朋之（23年日本国際問題研究所所長、20年外務報道官、19年中南米局長、17年軍縮不拡散・科学部長）
* 若林啓史（16年東北大学教授）


これらの同期入省の外交官たちも、各々の専門分野で活躍し、日本の外交を支えています。片江氏を含め、彼らの今後の活躍が期待されます。

まとめ

片江学巳氏は、外務省での豊富な経験と、様々な国での在外勤務を通じて、国際情勢に対する深い知見を持っています。会計検査院での経験も活かし、外交官として、またルーマニア大使として、日本と国際社会の架け橋となることが期待されます。

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