津南駅

津南駅 (つなんえき)

津南駅は、新潟県中魚沼郡津南町大字外丸丁に位置する、東日本旅客鉄道（JR東日本）飯山線の駅です。

歴史

1927年（昭和2年）8月1日：飯山鉄道の越後外丸駅（えちごとまるえき）として開業しました。
1944年（昭和19年）6月1日：国有化により運輸通信省（後の日本国有鉄道）飯山線の駅となりました。
1968年（昭和43年）10月1日：津南駅に改称されました。
1982年（昭和57年）10月31日：貨物取扱が廃止されました。
1984年（昭和59年）2月1日：荷物扱いが廃止されました。
1987年（昭和62年）4月1日：国鉄分割民営化に伴い、JR東日本の駅となりました。
1995年（平成7年）4月28日：駅舎が改築され、温泉施設との併設駅となりました。

駅構造

越後川口方面に向かって右側に単式ホーム1面1線と留置線を有する地上駅です。以前は島式ホーム1面2線を有し、列車同士の行き違いが可能でしたが、現在はその機能は失われています。

駅舎は温泉施設「リバーサイド津南」との合築で、1階にはフロントとそば屋、2階には温泉の浴室があります。この施設は、JRが敷地を提供し、津南町が総事業費約3億円をかけて建設しました。鉄筋コンクリート造り地下1階地上2階建て、延べ床面積は865平方メートルです。定休日は毎週月曜日（祝祭日は営業）ですが、元日は臨時休業となります。

十日町駅が管理する簡易委託駅で、温泉施設のフロントで乗車券が販売されています。

利用状況

JR東日本によると、2023年度（令和5年度）の1日平均乗車人員は62人です。2000年度（平成12年度）以降の乗車人員の推移は以下の通りです。

駅周辺

津南町の中心部は信濃川の対岸に位置し、国道405号の信濃川橋が駅周辺と結んでいます。駅から町中心部を通る国道117号までは約1.5kmです。中心部には商店の他、町役場、病院、中学校、新潟県立津南中等教育学校などの公共施設があります。一方、駅周辺は住宅のほか、旅館や飲食店が数件立地する程度です。

マウンテンパーク津南スキー場 - 駅の反対側に位置します。

バス路線

2019年10月現在、駅前から以下の路線バスが運行されているほか、乗合タクシーも利用可能です。駅を経由しない、対岸の中心市街地を発着する便も多いため、詳細については津南町の公共交通情報や南越後観光バスのウェブサイトを参照してください。中心街からは、十日町駅、越後湯沢駅、森宮野原駅、秋山郷方面への路線バスや、スクールバスを含む町内路線が運行されています。

南越後観光バス「津南駅前」（NS11）
NS 津南＝津南駅＝鹿渡新田線：当駅の隣の越後鹿渡駅周辺まで飯山線と並行して走ります。

隣の駅

東日本旅客鉄道（JR東日本）

■飯山線

臨時快速「おいこっと」停車駅

越後田中駅 - 津南駅 - 越後鹿渡駅

脚注

参考文献

『週刊 JR全駅・全車両基地』 21号 新潟駅・弥彦駅・津南駅ほか、朝日新聞出版〈週刊朝日百科〉、2012年12月30日。

関連項目

日本の[[鉄道駅]]一覧

外部リンク

駅の情報（津南駅）：JR東日本
リバーサイド津南
当駅周辺の地図
津南町案内マップ (PDF) （津南町観光協会）
妻有地域の観光ドライブＭＡＰ （新潟県 十日町地域振興局）

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