眞杉匠

プロフィール

眞杉匠（ますぎ たくみ）は、1999年2月1日生まれの競輪選手で、栃木県宇都宮市出身です。日本競輪学校（現:日本[[競輪選手養成所]]）第113期生として卒業し、現在は日本[[競輪選手会]]栃木支部に所属、ホームバンクは宇都宮競輪場です。師匠は同じく競輪選手の小田倉勇二（91期）です。

経歴

中学時代までは野球とソフトテニスに打ち込んでいました。その後、作新学院高等学校に進学し、競輪ファンであった父親の影響で自転車競技部に入部。2016年の希望郷いわて国体では、少年男子1kmタイムトライアルで7位入賞を果たしました。競輪学校には2017年に入学し、2018年3月に卒業。在校中は11勝を挙げ、18位の成績でした。

2018年7月に函館競輪場でデビューし、初勝利を飾りました。2019年11月には3場所連続完全優勝を達成し、S級2班へ特別昇級。2020年には寬仁親王牌でGI初出場を果たし、2021年の日本選手権競輪ではGI初優出（8着）を果たしました。同年6月には久留米競輪場でバンクレコードタイ（10秒4）を記録し、2022年3月には名古屋記念でGIII初優勝を達成しました。

2023年は、自身3度目のGI決勝となったオールスター競輪で、番手捲りを決めてGI初制覇。栃木支部所属選手としては16年ぶりのGI優勝となりました。同年、競輪祭でも優勝し、年間GI2勝を達成。年末のKEIRINグランプリでは3着に入りました。2024年は、年初の落車による怪我で出遅れたものの、サマーナイトフェスティバルで優勝、さらに地元宇都宮競輪場での共同通信社杯競輪も制覇。2年連続でKEIRINグランプリ出場を決めました。

レーススタイル

眞杉選手のレーススタイルは、単なるスピードだけでなく、スパートの持続力、そして積極的なヨコの動きが特徴です。ラインの先頭に立ちながらも、自ら勝負を仕掛けるスタイルは、競輪界で「東の横綱」と評される所以となっています。ただし、ヨコの動きが多いことから、重大走行注意などの違反点を受けることも少なくありません。

主な獲得タイトルと記録

2023年: オールスター競輪（西武園競輪場）、朝日新聞社杯競輪祭（小倉競輪場）
2024年: サマーナイトフェスティバル（松戸競輪場）、共同通信社杯競輪（宇都宮競輪場）
バンクレコード（タイ）: 久留米競輪場（10秒4）

その他

2022年7月には、PIST6（TIPSTAR DOME CHIBA）に1節のみ参戦し、完全優勝を達成。PIST6参戦者が後に競輪でGIを優勝するのは初の快挙となりました。

外部リンク

選手プロフィール - KEIRIN.JP
* 眞杉匠 (@MasugiTakumi) - X（旧Twitter）

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