第3水陸機動連隊

第3水陸機動連隊について

第3水陸機動連隊は、長崎県大村市の竹松駐屯地に所在する陸上自衛隊の部隊です。水陸機動団に所属し、離島防衛や災害派遣など、多様な任務を遂行します。連隊長は竹松駐屯地司令を兼務しており、部隊と駐屯地の一体的な運用が可能です。

沿革

2024年3月21日に、竹松駐屯地において編成完結しました。同時に、初代連隊長が竹松駐屯地司令に任命され、新たな体制がスタートしました。

部隊編成

第3水陸機動連隊は、以下の部隊で構成されています。

連隊本部：連隊全体の指揮・統制を担います。
本部管理中隊「3水機-本」：連隊本部の運営を支援します。
第1普通科中隊「3水機-1」：水陸両用作戦の中核を担う戦闘部隊です。
第2普通科中隊「3水機-2」：第1普通科中隊と同様の任務を遂行します。
第3普通科中隊「3水機-3」：第1、第2普通科中隊と同様の任務を遂行します。
対戦車中隊「3水機-対戦」：対戦車戦闘を専門とする部隊です。

主要装備品

第3水陸機動連隊は、多様な作戦に対応するため、以下の装備品を保有しています。

車両
高機動車：人員輸送や偵察任務に使用します。
1/2tトラック / 73式小型トラック：小型の輸送車両として使用します。
1 1/2tトラック / 73式中型トラック：中型の輸送車両として使用します。
3 1/2tトラック / 73式大型トラック：大型の輸送車両として使用します。
小火器
20式5.56mm小銃：最新の小銃で、射撃能力と操作性が向上しています。
89式5.56mm小銃：自衛隊の主力小銃です。
5.56mm機関銃MINIMI：分隊支援火器として使用します。
対人狙撃銃 レミントン M24 SWS：精密射撃に使用します。
9mm機関けん銃：近接戦闘に使用します。
火砲
84mm無反動砲：対戦車攻撃に使用します。
M6C-210(60mm迫撃砲)：近距離の火力支援に使用します。
L16 81mm 迫撃砲：中距離の火力支援に使用します。
120mm迫撃砲 RT：遠距離の火力支援に使用します。
誘導弾
中距離多目的誘導弾：対戦車・対舟艇攻撃に使用します。
その他装備
空挺用背嚢：1週間程度の野外活動に必要な食料や装備を携行できます。
登攀用具一式：山岳地帯での活動に使用します。
偵察ボート（8人乗）：水上偵察に使用します。
CRRC（戦闘強襲偵察用舟艇）：水上での強襲・偵察に使用します。
水泳斥候（スカウトスィマー）用装備一式：水中の偵察活動に使用します。
隠密行動用戦闘装着セット：隠密行動時に使用します。
個人用暗視装置 JGVS-V8：夜間の活動に使用します。
防弾チョッキ2型/3型：戦闘時の隊員の防御に使用します。

主要幹部

連隊長をはじめとする主要幹部の氏名は、公開情報に基づき、必要に応じて追記されます。

関連事項

水陸機動団：日本版海兵隊として創設された部隊で、水陸両用作戦を専門としています。
第1水陸機動連隊：水陸機動団の主力連隊で、長崎県佐世保市に所在します。
第2水陸機動連隊：水陸機動団の連隊で、長崎県佐世保市に所在します。
* 水陸機動団戦闘上陸大隊：水陸機動団隷下の上陸作戦専門部隊です。

第3水陸機動連隊は、これらの部隊と連携し、日本の防衛に貢献しています。

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