第9回日本アカデミー賞とは？意味をやさしく解説

第9回日本アカデミー賞の概要

1986年2月20日、東京プリンスホテルにて第9回日本アカデミー賞の発表及び授賞式が開催されました。このイベントの司会を務めたのは武田鉄矢と檀ふみで、特別枠として放送された『木曜スペシャル』はこの年から拡大し、2時間のプログラムとなりました。

最優秀作品賞には『花いちもんめ』が選ばれました。

優秀作品賞には以下の作品が挙げられました：

最優秀監督賞には澤井信一郎が選出され、『早春物語』及び『Wの悲劇』が評価されました。優秀監督賞には市川崑、伊藤俊也、五社英雄、森田芳光の各氏が選ばれました。

最優秀脚本賞には松田寛夫が『花いちもんめ』で受賞。優秀脚本賞には荒井晴彦（『Wの悲劇』『ひとひらの雪』）、澤井信一郎（『Wの悲劇』）、高田宏治（『櫂』『春の鐘』）、筒井ともみ（『それから』）が選ばれました。

最優秀主演男優賞に輝いたのは千秋実で、優秀主演男優賞には緒形拳、北大路欣也、萩原健一、松田優作が選ばれました。

最優秀主演女優賞には倍賞美津子が受賞し、優秀賞として岩下志麻、十朱幸代、薬師丸ひろ子、吉永小百合が選ばれました。

最優秀助演男優賞には小林薫が輝き、優秀助演男優賞には植木等、川谷拓三、津川雅彦、ビートたけしが選出されました。

最優秀助演女優賞に三田佳子が選ばれ、優秀助演女優賞は樹木希林、田中裕子、藤真利子、藤田弓子が受賞しました。

最優秀音楽賞には武満徹が、優秀音楽賞には井上堯之、梅林茂、佐藤勝、山本直純が選ばれました。

最優秀撮影賞には前田米造が受賞し、優秀撮影賞として上田正治、斎藤孝雄、木村大作、小林節雄、森田富士郎が選ばれました。照明賞に関しては、最優秀照明賞に矢部一男、優秀照明賞に佐野武治、安河内央之、下村一夫、増田悦章が選出されました。

美術賞では、最優秀美術賞に村木与四郎、村木忍。録音賞では最優秀録音賞に橋本文雄が、優秀録音賞には斉藤禎一、紅谷愃一、宮本久幸、矢野口文雄、吉田庄太郎が選ばれました。

特別賞では企画賞に鹿内春雄、原正人、奥山和由、特殊技術賞には中野昭慶が選出されました。

この年の最優秀外国作品賞には『アマデウス』が選ばれ、優秀外国作品賞には『インドへの道』や『キリング・フィールド』などが名を連ねました。

新人俳優賞には江夏豊、新藤栄作、山下規介、河野美地子、沢口靖子、早見優が授与されました。

このように、第9回日本アカデミー賞は多くの才能が讃えられ、映画界の素晴らしさを再認識させる年となした。映画人たちの努力が結実した瞬間を記憶に留めることが重要です。

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