鈴鹿光次

鈴鹿光次について

鈴鹿光次（すずか みつじ）は、日本の外交官であり、国際的な舞台で活躍しています。大阪府出身で、大阪市立大学を卒業後、1980年に外務省に入省しました。語学研修でペルシャ語を習得し、在イラン大使館、ロスアンゼルス総領事館などでの在外勤務を経験しました。その後、国際協力局民間援助連携室首席事務官、在ミャンマー日本国大使館参事官、衆議院事務局国際部渉外課長といった要職を歴任し、2016年には在アフガニスタン日本国大使館参事官に着任しました。

アフガニスタン大使として

2016年から駐アフガニスタン特命全権大使を務め、アフガニスタンの復興支援や国際協力に尽力しました。2017年には、ポリオ対策などのために19億円の無償支援協力に関する協力文書に署名するなど、日本とアフガニスタンの友好関係を深める上で重要な役割を果たしました。

北極担当大使として

2020年には特命全権大使（北極担当）に任命され、北極地域の国際協力や環境問題に積極的に取り組みました。2021年からは、特命全権大使（北極担当兼国際テロ対策・組織犯罪対策協力担当）として、テロ対策や組織犯罪対策といった国際的な課題にも対応しています。鈴鹿大使の専門性と幅広い知識は、国際社会における日本の信頼とプレゼンスを高める上で不可欠です。

同期入省の外交官たち

鈴鹿大使と同期で外務省に入省した人物の中には、以下のような著名な外交官や政治家がいます。

末松義規（元内閣府副大臣、元衆議院議員）
石井正文（インドネシア大使、元国際法局長）
大村昌弘（フィジー大使）
川村裕（ノルウェー大使、沖縄大使、コートジボワール大使）
越川和彦（JICA副理事長、スペイン大使、官房長）
鈴木康久（ニカラグア大使、レオン総領事）
山田文比古（東京外国語大学教授）
片上慶一（イタリア大使、外務審議官（経済担当））
北野充（ウィーン代表部大使、軍縮不拡散・科学部長、アイルランド大使）
石川和秀（フィリピン大使、南部アジア部長）
藤原聖也（アルジェリア大使）
山崎純（シンガポール大使、スウェーデン大使、儀典長）
渡邉正人（ブルガリア大使、バングラデシュ大使）
堀之内秀久（オランダ大使、カンボジア大使、ロサンゼルス総領事）
野田仁（ルーマニア大使、エクアドル大使）
髙橋礼一郎（オーストラリア大使、ニューヨーク総領事、アフガニスタン大使）
葉室和親（トンガ大使）
井出敬二（北極担当大使、クロアチア大使）
小原雅博（東京大学法学部教授、上海総領事）
須永和男（カタール大使、ASEAN大使）
姫野勉（ガーナ大使）
平石好伸（チリ大使、ジンバブエ大使）
水谷章（オーストリア大使、立命館アジア太平洋大学教授）
齊藤貢（イラン大使、オマーン大使）


これらの同期入省者たちは、それぞれの専門分野で国際社会に貢献しており、鈴鹿大使とともに日本の外交を支える重要な存在です。

外部リンク

北極と地球温暖化―課題とポテンシャル - 2022年2月24日
岐路に立つアフガニスタン－和平の行方と日本への思い - 2021年2月4日

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