銀座一丁目駅

銀座一丁目駅について

銀座一丁目駅は、東京都中央区銀座一丁目に位置する東京メトロ有楽町線の駅です。駅番号はY19で、銀座の中心部にありながら、独特の構造を持つ駅として知られています。

歴史

1974年10月30日に開業した当初は、有楽町線の終着駅でした。開業当初は、ホームの一部が仮設で、自動改札機も設置されていましたが、後に一旦撤去され、1990年代に再設置されました。

1974年10月30日: 開業。当初は終着駅。
1976年6月18日: 本設ホームが完成。
1976年6月19日: 駅冷房を開始。
1980年3月27日: 新富町駅までの延伸により中間駅となる。
2004年4月1日: 営団地下鉄民営化に伴い、東京メトロに継承。
2007年3月18日: ICカード「PASMO」が利用可能に。
2012年4月14日: ホームドアの使用を開始。
2020年6月6日: 銀座駅との乗り換え業務を開始。

駅構造

銀座柳通りの直下、中央通りと外堀通りの間に位置しています。駅施設を地上の道幅に収めるため、単式ホーム1面1線の上下2層構造を採用しています。改札は地下2階にあり、1番線ホーム（新木場方面）は地下3階、2番線ホーム（和光市方面）は地下4階に位置します。各ホームへは、地下2階から独立した階段、エスカレーター、エレベーターでアクセスできます。有楽町線の麹町駅と似た構造ですが、銀座一丁目駅には1番線と2番線ホームを直接行き来できる階段がある点が特徴です。

銀座線が駅の上部を通過していますが、駅は設置されていません。銀座駅との連絡通路の設置も検討されましたが、地下構造物の関係で実現しませんでした。2020年6月6日からは、銀座駅との乗り換え駅となり、地下通路を経由して乗り換えが可能になりました。

また、西隣の有楽町駅も近接しており、東京高速道路を挟んで徒歩圏内です。

開業当初から自動改札機を設置していましたが、一時撤去、再設置を経て現在に至ります。かつては定期券売り場も設置されていましたが、2006年4月28日に廃止されました。

のりば

開業時は当駅が終点だったため、ラッシュ時には1番線と2番線を交互に発着し、それ以外の時間帯は1番線のみを使用していました。列車の転線は隣の有楽町駅で行われ、銀座一丁目駅までは単線並列運転でした。現在でも、輸送障害時に当駅での折り返し運転が行われることがあります。

発車メロディ

2012年4月14日から、スイッチ制作の発車メロディが使用されています。1番線は「花時計」、2番線は「Rolling」です。

利用状況

2023年度の1日平均乗降人員は32,240人で、東京メトロ全130駅中108位です。近年は乗降人員は安定しています。

駅周辺

駅周辺には、東京駅、有楽町駅、銀座駅などの主要な駅があり、商業施設やオフィスビルが立ち並んでいます。また、銀座柳通り、中央通り、外堀通りなどの幹線道路も通っており、交通の要所となっています。

主要施設:
東京駅 (JR)
有楽町駅 (JR, 東京メトロ)
銀座駅 (東京メトロ)
京橋駅 (東京メトロ)
銀座柳通り
中央通り
外堀通り
東京駅鍛冶橋駐車場
銀座通郵便局
佐賀銀行東京支店
メルサGinza-2
伊東屋銀座本店
西[[銀座デパート]]
銀座インズ
ホテル西洋銀座
ル テアトル銀座
八重洲富士屋ホテル
ホテルモントレ銀座
ホテルモントレ ラ・スールギンザ
メルキュールホテル銀座東京
国際興業本社
警察博物館
東京交通会館
有楽町センタービル（有楽町マリオン）
ルミネ有楽町
阪急MEN'S TOKYO
有楽町イトシア
有楽町マルイ
プランタン[[銀座]]
松屋銀座
銀座三越
銀座和光
ギャラリー

隣の駅

東京メトロ有楽町線

有楽町駅 (Y18) - 銀座一丁目駅 (Y19) - 新富町駅 (Y20)

参考文献

『東京地下鉄道有楽町線建設史』帝都高速度交通営団、1996年7月31日。https://metroarchive.jp/content/ebook_yurakucho.html/

外部リンク

* 銀座一丁目駅/Y19 | 路線・駅の情報 | 東京メトロ

銀座一丁目駅は、都心での交通の要所として、多くの人々に利用されています。

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