関本淳

地方競馬騎手 関本淳氏の輝かしい経歴

関本淳氏は、1965年2月10日生まれの地方競馬騎手です。東京都江戸川区出身で、血液型はA型。弟は元騎手の関本秀幸氏です。勝負服は胴緑袖白、袖緑一本輪というデザインが特徴的です。

関本氏のキャリアは、上山競馬場でのデビューから始まりました。1982年4月17日に初騎乗を果たし、同年の5月16日には初勝利を飾ります。デビューから3年目には、月岡賞でオオミリーガルに騎乗し、重賞初制覇という快挙を成し遂げました。その後、上山競馬場の主力騎手として活躍し、908勝という輝かしい成績を残しました。その華麗な騎乗スタイルから「マジック関本兄」というニックネームで親しまれていました。

2003年末、上山競馬場の廃止に伴い、関本氏は岩手県盛岡競馬場の熊谷昇厩舎に移籍します。移籍初年度となる2004年には、ウインクプレアでジュニアグランプリを制覇するなど、37勝を挙げました。2005年は重賞競走での勝利こそありませんでしたが、82勝と勝ち数を大きく伸ばし、その実力を示しました。

2006年には、大井競馬場の高橋三郎厩舎からの騎乗依頼を受け、コアレスハンターで北上川大賞典を制覇するなど、85勝を記録しました。盛岡競馬場所属の騎手として、エース格的な存在感を示していました。

2014年10月18日、熊谷昇調教師の引退に伴い、関本氏は晴山厚司厩舎に所属変更しました。長年にわたる騎手生活で培ってきた技術と経験を活かし、さらなる活躍が期待されています。

2014年11月11日現在の地方競馬通算成績は、16073戦1778勝、2着1700回、3着1716回、勝率11.1％、連対率21.6％という素晴らしいものです。中央競馬には8戦出場していますが、勝利はありませんでした。

主な騎乗馬と主な勝利

関本氏は数々の名馬に騎乗し、数々の勝利を収めてきました。その中でも特に記憶に残る馬とレースを紹介します。

スパートクロス: ラ・フランス賞、山形記念樹氷賞、日本海記念
ウインクプレア: ジュニアグランプリ
コアレスハンター: 北上川大賞典
ワタリシンセイキ: 若駒賞、南部駒賞、金杯
コアレスレーサー: 一條記念みちのく大賞典
ライトマッスル: OROターフスプリント（2012年、2013年）
マイネルファルケ: 桂樹杯
プレイアンドリアル: ジュニアグランプリ
オールドバルディー: イーハトーブマイル
メジャーリーガー: 若鮎賞、若駒賞、南部駒賞
ナリタポセイドン: 北上川大賞典
ナムラバイオレット: 早池峰スーパースプリント
エムワンピーコ: あやめ賞、ひまわり賞
ブラックバゴ: OROカップ
エムワンハルコ: サファイア賞

これらの馬たちとの数々の勝利は、関本氏の卓越した騎乗技術と、馬との深い信頼関係を物語っています。

関本淳氏の功績

関本淳氏は、地方競馬において長年にわたる活躍を通して、数々の記録を打ち立て、多くのファンを魅了してきました。その華麗な騎乗スタイルと、数々の重賞競走制覇は、地方競馬史に大きな足跡を残しています。これからも、その経験と技術を活かし、地方競馬界を盛り上げていくことが期待されます。

情報源

地方競馬情報サイト
nankankeiba.com
ジョッキーデータ 岩手競馬

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