CA004

EXILIMケータイ CA004は、[カシオ計算機]]およびカシオ日立モバイルコミュニケーションズ（現・日本電気]）が開発し、[[KDDIと沖縄セルラー電話がauブランドで展開したCDMA 1X WIN対応の携帯電話です。

この機種は、先行して発売されたW63CAのリファインモデルとして位置づけられます。機能やサービス、内部基板はW63CAにほぼ準拠しており、同シリーズのハイエンドモデルであるCA003の普及版、つまり廉価版としての役割を担っていました。これにより、高いコストパフォーマンスを実現しています。

プラットフォームにはW63CAと同じくKCP+を採用していますが、2009年夏モデルのG'zOne CA002をベースに動作が改善されており、より快適な使用感が提供されました。しかし、2009年冬モデルの中で唯一、「着うたフルプラス」には非対応であった点は特筆されます。

沿革としては、2009年8月20日に電気通信端末機器審査協会（JATE）を通過した後、10月19日にKDDIとカシオ計算機から正式に発表されました。そして、11月14日にまず関東・沖縄地区で先行発売が開始され、11月20日には北海道・北陸・関西地区、11月21日にはその他の地域で発売されました。販売は2010年6月末に終了しています。

2022年3月31日にauの3Gサービス（CDMA 1X WIN）が終了したため、本端末は現在利用することができません。

主な機能としては、発売後にケータイアップデートにより宅内用小型基地局「auフェムトセル」に対応しました。これにより、宅内での通信品質向上が実現しました。

関連情報として、待受画面に表示されるキャラクター「ミジンコ」が特徴的でした。詳細な情報については、以下の外部リンクを参照してください。

CA004 (CASIO)
CA004 (au by KDDI)

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