滝沢駅

滝沢駅

滝沢駅は、岩手県滝沢市野沢に位置する、IGRいわて銀河鉄道いわて銀河鉄道線の駅です。好摩駅から乗り入れる東日本旅客鉄道（JR東日本）花輪線の列車も利用できます。

歴史

滝沢駅は、明治時代に日本鉄道の駅として開業し、国鉄を経て、IGRいわて銀河鉄道に移管されました。駅周辺の発展とともに、駅の機能も変化してきました。

1906年（明治39年）1月21日：日本鉄道の駅として開業。日本鉄道時代に最後に開業した駅です。
1906年（明治39年）11月1日：日本鉄道が国有化され、官設鉄道の駅となります。
1909年（明治42年）12月1日：電報取扱開始。
1962年（昭和37年）4月1日：貨物取扱廃止。
1967年（昭和42年）9月15日：複線化と同時に現在地に移転。以前は西へ300mほどの場所にありました。
1974年（昭和49年）5月18日：第25回全国植樹祭に行幸する昭和天皇のお召し列車が到着。
1980年（昭和55年）5月：業務委託駅となる。
1985年（昭和60年）3月14日：無人化。簡易委託により出札は継続。
1987年（昭和62年）4月1日：国鉄分割民営化により、東日本旅客鉄道（JR東日本）の駅となります。
1993年（平成5年）12月1日：出札業務を簡易委託から直営に変更し、一部の指定席券が買えるようになります。
1994年（平成6年）12月7日：構内で普通列車の機関車が脱線して傾き貨物列車に接触する事故が発生（滝沢駅列車脱線衝突事故）。
1999年（平成11年）6月：みどりの窓口設置。
2002年（平成14年）12月1日：東北新幹線八戸延伸に伴い、JR東日本から分離され、IGRいわて銀河鉄道の駅となります。
2003年（平成15年）2月10日：いわて銀河鉄道の旅行部門「銀河鉄道観光」が駅舎内にオープン。
2006年（平成18年）1月21日：開業100周年の記念セレモニー挙行、写真展を開催。
2006年（平成18年）12月1日：滝沢駅構内における銀河鉄道観光窓口営業を終了し、厨川駅に移転。
2008年（平成20年）12月1日：駅構内に豆腐料理専門店「田楽茶屋 滝沢駅内店」がオープン。
2012年（平成24年）12月：「田楽茶屋 滝沢駅内店」が閉店。
2014年（平成26年）3月16日：駅の愛称（副駅名）を学園の杜（がくえんのもり）として使用開始。
2015年（平成27年）6月8日：駅構内に立ち呑み屋「串焼処 銀河」がオープン。
2017年（平成29年）10月14日：プラットホームの端に鉄道写真撮影専用スペース「TRAIN SPOTTER'S」がオープン。
2019年（平成31年）5月30日：「串焼処 銀河」が閉店。

駅構造

単式ホーム1面1線と島式ホーム1面2線、合計2面3線のホームを持つ地上駅です。ホーム間は跨線橋で連絡しています。

IGR転換後は盛岡駅管理の直営駅となっています。沿線の人口増加により、盛岡方面への折り返し便が設定されています。当駅から盛岡駅まではラッシュ時を中心に混雑します。

駅舎内には出札窓口、自動券売機が設置されています。

上り2・3番線プラットホームの盛岡側の端には、鉄道写真撮影専用スペース「TRAIN SPOTTER'S」が開設されています。

のりば

2番線は上下線の待避線としても使用できます。

利用状況

IGRいわて銀河鉄道によると、2023年度（令和5年度）の1日平均乗降人員は2,559人です。主に通勤客や近くの岩手県立大学や盛岡大学に通う学生が利用します。

駅周辺

岩手県北バス
C61：盛岡農業高校経由盛岡大学/ 松園一丁目

隣の駅

IGRいわて銀河鉄道

■いわて銀河鉄道線・■JR花輪線（JR花輪線は盛岡駅 - 好摩駅間いわて銀河鉄道線）

巣子駅 - 滝沢駅 - 渋民駅

外部リンク

* IGRいわて銀河鉄道 滝沢駅

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