西高岡駅

西高岡駅について

西高岡駅（にしたかおかえき）は、富山県高岡市立野高池町に位置する、あいの風とやま鉄道線の駅です。2015年3月14日に北陸新幹線が開業し、それに伴い経営が移管されるまで、西日本旅客鉄道（JR西日本）の北陸本線の駅として運営されていました。

歴史

この駅は1956年11月19日に国鉄の北陸本線上に西高岡信号場として開設され、その翌年の1957年4月25日に駅として正式に開業しました。当初は手荷物や小荷物の取り扱いも行っていましたが、1961年には運営形態が変更され、以後無人駅となりました。

1971年に荷物の取り扱いを廃止し、無人駅としての運営が続きました。その後、1987年4月1日の国鉄分割民営化を経て、JR西日本が駅を運営し、再び有人駅になりましたが、2001年11月には再度無人駅に戻りました。

2002年4月1日には簡易委託駅として再編成され、乗車券の販売を行うようになりました。2015年3月14日、金沢延伸の北陸新幹線の開業に伴い、あいの風とやま鉄道の駅として新たなスタートを切りました。

駅の構造

西高岡駅は2面2線の相対式ホームを持つ地上駅です。分岐器や絶対信号機がないため、定義上は停留所に分類されます。駅舎は下りホームの高岡寄りに位置し、上りホームには跨線橋を通じてアクセスできます。

JR北陸本線時代の末期には、富山地域鉄道部の管轄下で民間に窓口業務が委託され、その後あいの風とやま鉄道へ移管されました。移管時に自動券売機は撤去されましたが、2019年4月に新たにあいの風とやま鉄道仕様の自動券売機が設置されました。

のりばとセクション

到着メロディには、2017年3月以前は富山方面に『エリーゼのために』、金沢方面に『かっこう』が流れていましたが、同年3月からは高岡市民の歌「ふるさと高岡」のアレンジされた曲が使用されています。

利用状況

2020年度の西高岡駅の1日平均乗車人員は472人とされています。この数値は近年の傾向を反映しており、水田が広がる昨今の地域は宅地化が進み、駅利用者が増加しています。

駅周辺の主な施設

周辺には様々な施設が点在しており、特に以下のような場所があります：

• - 北陸自動車学校
• - 北陸コカ・コーラボトリング本社
• - 高岡市立五位中学校
• - 高岡西部総合公園野球場

これらの施設は、地域の活性化に寄与する要素として機能しており、駅の利用促進にもつながっています。

隣接駅

あいの風とやま鉄道線上の隣接駅としては、福岡駅や高岡やぶなみ駅が存在し、地域交通の要所としての役割を担っています。

まとめ

西高岡駅はその歴史や駅構造、周辺地域の発展とともに、地域住民に親しまれる重要な交通機関となっています。今後も地域の発展とともに、利用者数の増加が期待されるでしょう。

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