長津田駅

長津田駅（ながつたえき）

長津田駅は、神奈川県横浜市緑区長津田四丁目にある、東日本旅客鉄道（JR東日本）・日本貨物鉄道（JR貨物）・東急電鉄の駅です。横浜線、田園都市線、こどもの国線が乗り入れています。

概要

長津田駅は、横浜市緑区の中心部に位置し、周辺は住宅地や商業施設が混在しています。3社3路線が乗り入れるターミナル駅として、多くの人に利用されています。

駅名の由来となった地名には複数の読み方がありますが、駅名の読みは横浜市が規定している地名の読みと同じです。

乗り入れ路線

JR東日本
横浜線 - 駅番号「JH 21」
東急電鉄
田園都市線 - 駅番号「DT22」
こどもの国線 - 駅番号「KD01」
JR貨物
横浜線（当駅から八王子方のみ第二種鉄道事業者として貨物列車を運行）

JR東日本の駅は、特定都区市内制度における「横浜市内」の駅であり、横浜線においては当駅がその西限となります。
駅西側には東急電鉄の長津田検車区（車両基地）があり、当駅を起点・終点とする列車も設定されています。

歴史

1908年（明治41年）9月23日：横浜鉄道東神奈川駅 - 八王子駅間の開通時に開業。一般駅。
1910年（明治43年）4月1日：横浜鉄道を鉄道院が借り上げ。
1917年（大正6年）10月1日：国有化され、国有鉄道横浜線の駅となる。
1960年（昭和35年）1月16日：貨物取り扱いを廃止。
1966年（昭和41年）
4月1日：東急田園都市線が溝の口駅から延伸開業。
10月1日：国鉄で荷物の取り扱いを廃止。
1967年（昭和42年）4月28日：こどもの国線が開通。
1987年（昭和62年）4月1日：国鉄分割民営化により、国鉄の駅はJR東日本・JR貨物の駅となる。
1988年（昭和63年）3月13日：JRが長津田駅の読みを「ながつだ」から「ながつた」へ変更。
1994年（平成6年）12月3日：横浜線の快速が当駅を停車駅に追加。
2001年（平成13年）11月18日：JR東日本でICカード「Suica」の利用が可能となる。
2007年（平成19年）3月18日：東急・横浜高速でICカード「PASMO」の利用が可能となる。
2018年（平成30年）12月9日：東急田園都市線3・4番線で可動式ホームドアを使用開始。
2019年（平成31年）3月17日：東急田園都市線5・6番線で可動式ホームドアを使用開始。
2021年（令和3年）4月13日：JR東日本でスマートホームドアの使用を開始。
2023年（令和5年）1月19日：みどりの窓口の営業を終了。

駅構造

駅の構造は、JR東日本と東急電鉄で異なり、東急電鉄は田園都市線とこどもの国線で改札が分かれています。

JR東日本
島式ホーム1面2線を有する地上駅。
東急電鉄
田園都市線：島式ホーム2面4線を有する地上駅。
こどもの国線：単式ホーム1面1線を持つ地上駅。

貨物取扱

当駅では臨時車扱貨物のみを取り扱っており、定期貨物列車の発着はありません。主に東急系列の新車搬入や他社へ譲渡する車両の搬出、東京メトロや伊豆急行などへの車両を搬入する車両輸送列車が発着します。

利用状況

JR東日本: 2023年度の1日平均乗車人員は55,287人です。
東急電鉄
田園都市線: 2023年度の1日平均乗降人員は114,764人です。
こどもの国線: 2023年度の1日平均乗降人員は10,642人です。

駅周辺

駅周辺は、南側は大山街道の旧宿場町、北側は住宅地と商業地が混在した地域です。近年は駅周辺の再開発が進められています。

主な施設
公共・福祉施設
文教施設
商業施設・金融機関

バス路線

南口・北口双方にバスのりばがあり、横浜市営バス・神奈川中央交通などが運行しています。

その他

横浜線快速の停車駅追加や、港北区・緑区再編成の際のエピソードなど、長津田駅には様々な歴史があります。

隣の駅

JR東日本
横浜線
快速: 中山駅 - 長津田駅 - 町田駅
各駅停車: 十日市場駅 - 長津田駅 - 成瀬駅
東急電鉄
田園都市線
急行: 青葉台駅 - 長津田駅 - 南町田グランベリーパーク駅
準急: 青葉台駅 - 長津田駅 - つくし野駅
各駅停車: 田奈駅 - 長津田駅 - つくし野駅
こどもの国線
長津田駅 - 恩田駅

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