音別駅

音別駅（おんべつえき）

音別駅は、北海道釧路市音別町本町1丁目にある、北海道旅客鉄道（JR北海道）根室本線の駅です。駅番号はK45。電報略号はオン。

歴史

1903年（明治36年）3月1日：北海道官設鉄道釧路線の駅として開業。
1905年（明治38年）4月1日：官設鉄道に移管。
大正年間：川西地区から三菱商事が木材運搬用の馬車軌道を敷設。
1945年（昭和20年）7月14日：空襲により構内が大破。
1970年（昭和45年）：駅裏に跨線人道橋が設置。
1984年（昭和59年）2月1日：荷物・車扱貨物の取扱を廃止。コンテナ貨物の取扱を開始。
1987年（昭和62年）4月1日：国鉄分割民営化により、北海道旅客鉄道（JR北海道）・日本貨物鉄道（JR貨物）の駅となる。
1995年（平成7年）度：石勝線・根室線高速化工事に伴い、分岐器が弾性分岐器に交換。
1999年（平成11年）4月1日：当直勤務を廃止。営業時間が短縮。
2003年（平成15年）4月1日：営業時間がさらに短縮。
2008年（平成20年）8月31日：特急「まりも」が最終運行日を迎え、当駅に停車する優等列車が消滅。
2019年（平成31年）3月16日：貨物取り扱いを廃止。
2021年（令和3年）3月13日：みどりの窓口の営業を終了し、無人駅となる。

駅名の由来は、所在地名（旧町名）から。アイヌ語の「オムペッ」（川尻・塞がる・川）に由来するとされています。

駅構造

2面2線の相対式ホームを持つ地上駅です。ホーム間は構内踏切で連絡しています。通常は1番線が使用され、行き違いがある場合のみ2番線が使用されます。

のりば

現在は普通列車のみが停車します。当駅始発の釧路行きが3本、釧路発当駅止まりが2本設定されています。

貨物駅

2019年に取り扱いを終了したJR貨物の駅は旅客駅南側にあり、1面1線のコンテナホームがあります。かつては、大塚製薬工場釧路工場から出荷される清涼飲料水などを取り扱っていました。

利用状況

近年の年間乗車人員は減少傾向にあります。

駅周辺

北海道道241号本流音別停車場線
国道38号
釧路市役所音別町行政センター
釧路警察署音別駐在所
音別郵便局
大地みらい信用金庫 音別支店
釧路丹頂農業協同組合（JAくしろ丹頂）音別支所
日本通運釧路支店大塚事業所
大塚製薬工場釧路工場
大塚食品釧路工場
エコパワーJP釧路音別太陽光発電所
音別町文化会館
音別町ふれあい図書館
くしろバス「音別駅前」・「音別」停留所

隣の駅

北海道旅客鉄道（JR北海道）

■根室本線

厚内駅 (K42) - （直別信号場） - （尺別信号場） - 音別駅 (K45) - （波若信号場） - （古瀬信号場） - 白糠駅 (K47)

:打消線は廃止信号場（波若信号場廃止時点では古瀬信号場が未開業）

バス路線

白音線 音別駅前~白糠駅方面[くしろバス]　平日のみ運行(一日三便)
スターライト釧路号　現在は停車しない(2025年2月現在)

脚注

出典

JR北海道

新聞記事

関連項目

日本の鉄道駅一覧

外部リンク

音別｜駅の情報検索（時刻表・バリアフリー）｜鉄道・きっぷ｜JR北海道- Hokkaido Railway Company

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