おもろまち駅

おもろまち駅



おもろまち駅は、沖縄県那覇市おもろまち四丁目にある、沖縄都市モノレール線(ゆいレール)の駅です。駅番号は11で、計画時の仮称は「真嘉比駅」でした。

歴史



2003年8月10日那覇空港駅 - 首里駅間開業と同時に開業しました。
2014年10月20日ICカードOKICA」の利用が可能になりました。
2020年3月10日ICカードSuica」の利用が可能になりました。
2023年11月22日:駅構内にファミリーマートおもろまち駅/S店が開店し、ゆいレール駅構内初のコンビニエンスストアとなりました。

駅構造



相対式ホーム2面2線を有する高架駅で、エスカレーターとエレベーターが設置されています。モノレール国道330号(安里バイパス)の上を並走しており、駅出口はおもろまち駅前交通広場やDFSギャラリア・沖縄への連絡通路であるペデストリアンデッキと接続しています。

のりば



相対式ホームのため、方面別に乗り場が分かれています。

駅設備



コインロッカー:改札内に設置されています。
ATM:改札内に設置されています。
外貨両替機:改札内に設置されています。
公衆電話:改札外に設置されています。
自動販売機(飲料):駅構内に設置されています。
トイレ:改札内に設置されています。
売店:構内にファミリーマートおもろまち駅/S店が出店しています。

利用状況



2022年度の1日平均乗車人員は4,517人です。

開業後の1日平均乗降人員および乗車人員は以下の通りです。

(表は省略。必要であれば別途お問い合わせください。)

駅周辺



駅西口に広がる「おもろまち」は、米軍基地返還後の用地を再開発した新商業地区で、「那覇新都心」や「天久新都心」とも呼ばれています。おもろまち交通広場にあるおもろまち駅前広場は、沖縄本島中南部方面および那覇バスターミナルからの一部路線バスの起点・終点となっています。

一方、駅東口の真嘉比地区は静かな住宅地ですが、ゆいレールの開通により利便性が向上し、現在再開発が進められています。

おもろまち交通広場



バス乗り場、タクシー乗り場、自転車置き場など、モノレールへの乗り継ぎを促進するために設置されています。路線バスだけでなく、観光車両も待機できるスペースがあります。

モノレール開通時には交通広場は整備中でしたが、モノレールの開通が2003年12月から同年8月に早まったためです。その後、同年12月に当初の予定通り整備が完了し、本格供用が開始されました。

駅に近い部分はバス乗り場が大部分を占めていますが、本島中部地区へ向かう路線の本数は少ないです。モノレール開通前は那覇バスターミナル発着だった路線をおもろまち駅前広場発着に振り分けて成立した路線がほとんどであるため、ダイヤ編成は時間帯によってまばらで、夕方時間帯の発着は特に少ないです。利用客はさほど多くありません。

バス停名は「おもろまち交通広場」ではなく「おもろまち駅前広場」です。

おもろまち駅前広場



安里バイパスに面しています。おもろまち交通広場(駅前ロータリ)からは、モノレールの高架橋を利用して移動できます。

かつては駅前広場発着の路線よりも運行本数が多かったですが、市内線や南部方面からの駅前広場への路線新設、延長などにより、現在は駅前広場発着の路線の方が運行本数は多いです。ただし、中部方面への路線に関しては、依然としてこちらの方が本数は多くなっています。

バス路線



おもろまち駅前バス停からは、以下の路線が利用できます。

11番・安岡宇栄原線(那覇バス) - 新都心廻り、1日2便のみ
21番・新都心具志川線(琉球バス交通)
55番・牧港線(琉球バス交通)
56番・浦添線(琉球バス交通)
88番・宜野湾線(琉球バス交通)
90番・知花(バイパス)線(琉球バス交通)
98番・琉大(バイパス)線(琉球バス交通)
112番・国体道路線(琉球バス交通)
256番・浦添てだこ線(琉球バス交通)
333番・那覇西原(末吉)線(那覇バス)
北谷ライナー(カリー観光
瀬長島ライナー(カリー観光
パルコシティシャトルバス(カリー観光
888番・やんばる急行バス 空港線 - 今帰仁方面のみで、那覇空港方面は停車しません。

その他



駅到着時の車内チャイムは、沖縄民謡「だんじゅかりゆし」を編曲したものが流れます。
那覇市役所建て替えに伴う仮庁舎時代は、自動放送に市役所の案内が追加されていました。
駅前広場には、「天野株」と命名されたトックリキワタが植えられています。これは、琉球政府の農業技術者であった天野鉄夫がボリビアのオキナワ移住地を訪問した際に種子を持ち帰り、自宅で発芽に成功し、日本で初めて栽培に成功したものです。
当駅は中国語簡体字繁体字)での公式表記が存在せず、案内ではアルファベット表記の「Omoromachi」がそのまま用いられています。

隣の駅



沖縄都市モノレール

■沖縄都市モノレール線(ゆいレール)

安里駅 (10) - おもろまち駅 (11) - 古島駅 (12)

脚注



記事本文の出典は省略します。

利用状況



那覇市統計書を参照してください。

関連項目



日本の[[鉄道駅一覧]]

外部リンク



* 11 おもろまち駅 | ゆいレール - 沖縄都市モノレール

もう一度検索

【記事の利用について】

タイトルと記事文章は、記事のあるページにリンクを張っていただければ、無料で利用できます。
※画像は、利用できませんのでご注意ください。

【リンクついて】

リンクフリーです。