ローマ・テルミニ駅
ローマ・テルミニ駅は、イタリア・ローマの玄関口として知られる中央駅であり、イタリア国有鉄道（トレニタリア）が運営しています。エスクイリーノの丘に位置し、1日約48万人、年間1億5000万人以上の乗降客数を誇る、ヨーロッパ最大級の駅の一つです。
概要
テルミニ駅は、パリ、ミュンヘン、ジュネーブ、バーゼル、ウィーンなどヨーロッパ各地への国際列車が毎日運行されているほか、イタリア国内の主要都市への列車も頻繁に発着しています。また、ローマ近郊鉄道のFL4からFL8の各線の始発駅でもあります。駅には29のプラットフォームがあり、年間1億5000万人もの人々が利用しています。
テルミニ駅は、ローマ市内の公共交通機関の主要な拠点でもあります。ローマ地下鉄のA線とB線がテルミニ駅で交差しており、駅前広場の「500人広場」には主要なバスターミナルがあります。市内を走るトラムも駅前に乗り入れていますが、トラム網の主要な駅はテルミニ駅から約1.5km東のポルタ・マッジョーレ停留所です。また、テルミニ駅に隣接して軽便鉄道ローマ＝ジャルディネッティ線のローマ・ラツィアリ駅があります。
近年では、高速鉄道や長距離列車の一部がテルミニ駅には停車せず、ローマ郊外の鉄道幹線上にあるローマ・ティブルティーナ駅に停車することが多くなっています。
2006年12月23日、この駅はヨハネ・パウロ2世に捧げられました。
名称の由来
「テルミニ」という名称は、駅の近くに古代ローマ帝国のディオクレティアヌス浴場の遺跡があることに由来します。古代ローマの公衆浴場を意味するテルメ（Terme）という言葉がもとになっています。しかし、東京外国語大学名誉教授の河島英昭氏は、テルメとテルミニの語源は全く異なると指摘しています。テルミニは終着点を意味し、古代の水道の終着点がこの場所にあったこと、そして鉄道駅の終点となったことから名付けられたという説を提唱しています。
駅舎
駅舎の正面コンコース部分は、1947年から1951年にかけて建設されたモダニズム建築です。映画「終着駅」（1953年）の舞台にもなり、その美しいデザインは今も多くの人々を魅了しています。駅舎の他の部分は、ファシズム時代に建設されました。地下には地下鉄の駅があります。
路線
2014年冬ダイヤに基づいた、平日昼間の主な運行路線と発着頻度は以下の通りです。
高速鉄道NTV .italo: ミラノまたはミラノ経由トリノ行き（1時間毎程度）、ナポリ行き（1日数本）、フィレンツェ経由ヴェネツィア行き（1日数本）など
高速鉄道Frecciarossa, Frecciargento: ミラノ行き（1時間毎）、ミラノまたはミラノ経由トリノ行き（1時間毎）、ナポリまたはナポリ経由サレルノ行き（1時間毎）、フィレンツェ経由ヴェネツィア行き（1時間毎程度）など
Frecciabianca: ジェノヴァ、ラヴェンナ、レッジョ・ディ・カラブリア行き（各1日数本）など
InterCity: ヴェンティミーリア、トリエステ、フィレンツェ、パレルモ、ターラント、バーリ、レッジョ・ディ・カラブリア、アンコーナ、シラクーザ行き（各1日数本）など
レオナルド・エクスプレス: フィウミチーノ空港行きノンストップ急行（30分毎）
CNL EN 夜行列車: ミュンヘン、ウィーン行きなど
Regio 長距離列車: カッシーノ、ベネヴェント、フラスカーティ行き（各1時間毎程度）、その他ピサ、フィレンツェ、ナポリ行きなど
ローマ近郊鉄道FL4線: フラスカーティ、アルバーノ・ラツィアーレ、ヴェッレトリ行き（各1時間毎）
ローマ近郊鉄道FL5線: チヴィタヴェッキア行き（30分毎）
ローマ近郊鉄道FL6線: フロジノーネ方面行き（30分～1時間毎）
ローマ近郊鉄道FL7線: ミントゥルノ＝スカウリ行き（1時間毎）
ローマ近郊鉄道FL8線: ネットゥーノ行き（1時間毎）
乗換駅
ローマ地下鉄A線 テルミニ駅
ローマ地下鉄B線 テルミニ駅
ローマ＝ジャルディネッティ線 ローマ・ラツィアリ駅
BUS ATAC テルミニ・バスターミナル
BUS COTRAL, SIT, TERRAVISION, T.A.M.各社 フィウミチーノ空港行きバス
駅周辺
テルミニ駅周辺には、多くの観光名所があります。
ヴィットーリオ・エマヌエーレ2世広場
サンタ・マリア・マッジョーレ大聖堂
サン・ピエトロ・イン・ヴィンコリ教会
サンタ・マリア・デッリ・アンジェリ教会（古代ローマのディオクレティアヌス浴場跡をミケランジェロが教会に改修）
ローマ国立博物館
ヨハネ・パウロ2世像
イタリア国立東洋博物館
* マクドナルド
テルミニ駅は、ローマ観光の拠点として、またイタリア各地への旅行の出発点として、非常に重要な役割を果たしています。
概要
テルミニ駅は、パリ、ミュンヘン、ジュネーブ、バーゼル、ウィーンなどヨーロッパ各地への国際列車が毎日運行されているほか、イタリア国内の主要都市への列車も頻繁に発着しています。また、ローマ近郊鉄道のFL4からFL8の各線の始発駅でもあります。駅には29のプラットフォームがあり、年間1億5000万人もの人々が利用しています。
テルミニ駅は、ローマ市内の公共交通機関の主要な拠点でもあります。ローマ地下鉄のA線とB線がテルミニ駅で交差しており、駅前広場の「500人広場」には主要なバスターミナルがあります。市内を走るトラムも駅前に乗り入れていますが、トラム網の主要な駅はテルミニ駅から約1.5km東のポルタ・マッジョーレ停留所です。また、テルミニ駅に隣接して軽便鉄道ローマ＝ジャルディネッティ線のローマ・ラツィアリ駅があります。
近年では、高速鉄道や長距離列車の一部がテルミニ駅には停車せず、ローマ郊外の鉄道幹線上にあるローマ・ティブルティーナ駅に停車することが多くなっています。
2006年12月23日、この駅はヨハネ・パウロ2世に捧げられました。
名称の由来
「テルミニ」という名称は、駅の近くに古代ローマ帝国のディオクレティアヌス浴場の遺跡があることに由来します。古代ローマの公衆浴場を意味するテルメ（Terme）という言葉がもとになっています。しかし、東京外国語大学名誉教授の河島英昭氏は、テルメとテルミニの語源は全く異なると指摘しています。テルミニは終着点を意味し、古代の水道の終着点がこの場所にあったこと、そして鉄道駅の終点となったことから名付けられたという説を提唱しています。
駅舎
駅舎の正面コンコース部分は、1947年から1951年にかけて建設されたモダニズム建築です。映画「終着駅」（1953年）の舞台にもなり、その美しいデザインは今も多くの人々を魅了しています。駅舎の他の部分は、ファシズム時代に建設されました。地下には地下鉄の駅があります。
路線
2014年冬ダイヤに基づいた、平日昼間の主な運行路線と発着頻度は以下の通りです。
高速鉄道NTV .italo: ミラノまたはミラノ経由トリノ行き（1時間毎程度）、ナポリ行き（1日数本）、フィレンツェ経由ヴェネツィア行き（1日数本）など
高速鉄道Frecciarossa, Frecciargento: ミラノ行き（1時間毎）、ミラノまたはミラノ経由トリノ行き（1時間毎）、ナポリまたはナポリ経由サレルノ行き（1時間毎）、フィレンツェ経由ヴェネツィア行き（1時間毎程度）など
Frecciabianca: ジェノヴァ、ラヴェンナ、レッジョ・ディ・カラブリア行き（各1日数本）など
InterCity: ヴェンティミーリア、トリエステ、フィレンツェ、パレルモ、ターラント、バーリ、レッジョ・ディ・カラブリア、アンコーナ、シラクーザ行き（各1日数本）など
レオナルド・エクスプレス: フィウミチーノ空港行きノンストップ急行（30分毎）
CNL EN 夜行列車: ミュンヘン、ウィーン行きなど
Regio 長距離列車: カッシーノ、ベネヴェント、フラスカーティ行き（各1時間毎程度）、その他ピサ、フィレンツェ、ナポリ行きなど
ローマ近郊鉄道FL4線: フラスカーティ、アルバーノ・ラツィアーレ、ヴェッレトリ行き（各1時間毎）
ローマ近郊鉄道FL5線: チヴィタヴェッキア行き（30分毎）
ローマ近郊鉄道FL6線: フロジノーネ方面行き（30分～1時間毎）
ローマ近郊鉄道FL7線: ミントゥルノ＝スカウリ行き（1時間毎）
ローマ近郊鉄道FL8線: ネットゥーノ行き（1時間毎）
乗換駅
ローマ地下鉄A線 テルミニ駅
ローマ地下鉄B線 テルミニ駅
ローマ＝ジャルディネッティ線 ローマ・ラツィアリ駅
BUS ATAC テルミニ・バスターミナル
BUS COTRAL, SIT, TERRAVISION, T.A.M.各社 フィウミチーノ空港行きバス
駅周辺
テルミニ駅周辺には、多くの観光名所があります。
ヴィットーリオ・エマヌエーレ2世広場
サンタ・マリア・マッジョーレ大聖堂
サン・ピエトロ・イン・ヴィンコリ教会
サンタ・マリア・デッリ・アンジェリ教会（古代ローマのディオクレティアヌス浴場跡をミケランジェロが教会に改修）
ローマ国立博物館
ヨハネ・パウロ2世像
イタリア国立東洋博物館
* マクドナルド
テルミニ駅は、ローマ観光の拠点として、またイタリア各地への旅行の出発点として、非常に重要な役割を果たしています。
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