中山孝親

中山孝親（なかやま たかちか）

中山孝親は、戦国時代から安土桃山時代にかけての公卿であり、中山家の13代当主です。父は権大納言を務めた中山康親。彼は、その生涯において様々な官位を歴任し、最終的には従一位・准大臣にまで昇りつめました。

経歴

以下に、中山孝親の経歴を詳細に記します。

永正11年（1514年）12月26日: 叙爵、侍従となる。
永正18年（1521年）2月28日: 従五位上に昇叙。
大永2年（1522年）3月29日: 阿波権介を兼任。
大永4年（1524年）12月30日: 正五位下に昇叙。
大永5年（1525年）12月14日: 左近衛少将に任官。
大永8年（1528年）6月8日: 従四位下に昇叙。
享禄2年（1529年）12月23日: 左近衛中将に昇進。
天文3年（1534年）7月19日: 従四位上に昇叙。
天文4年（1535年）12月19日: 蔵人頭に補任。
天文5年（1536年）
1月26日: 正四位下に昇叙。
2月21日: 正四位上に昇叙。
天文7年（1538年）
3月8日: 出雲権守を兼任。
4月28日: 参議に任官。
天文8年（1539年）1月5日: 従三位に昇叙。
天文9年（1540年）3月24日: 因幡権守を兼任。
天文10年（1541年）4月3日: 因幡権守を辞任。
天文11年（1542年）3月10日: 正三位に昇叙。
天文14年（1545年）
1月5日: 従二位に昇叙。
3月15日: 参議に還任。
3月25日: 権中納言に任官。
天文18年（1549年）
1月5日: 正二位に昇叙。
1月9日: 権大納言に昇進。
8月16日: 神宮伝奏に就任。
永禄8年（1565年）
6月: 神宮伝奏を辞任。
12月20日: 権大納言を辞任。
天正4年（1576年）
6月: 蟄居。
12月: 賀茂伝奏に就任。
天正6年（1578年）
1月13日: 従一位、准大臣に昇叙。
1月16日: 薨去。

系譜

父: 中山康親
母: 正親町公兼の娘
妻: 五辻諸仲の娘
男子: 中山親綱（1544年 - 1598年）
男子: 大炊御門経頼（1555年 - 1617年）
生母不明の子女
* 男子: 甘露寺熙長

中山孝親は、戦国時代から安土桃山時代という激動の時代を生き、公卿として朝廷に仕え、数々の要職を歴任しました。彼の足跡は、当時の政治や文化を知る上で重要な手がかりとなります。

もう一度検索