佐渡島志郎

佐渡島志郎について

佐渡島志郎（さどしま しろう）は、1953年10月23日生まれの日本の外交官です。福岡県出身で、福岡県立修猷館高等学校を経て、1977年に東京大学法学部第三類を卒業後、外務省に入省しました。

外務省では、中国語研修を受けたチャイナ・スクールとして、アジア地域を中心とした外交に携わってきました。特に経済協力分野での経験が豊富で、経済協力局有償資金協力課長、経済協力局参事官などを歴任しました。

主な経歴

1994年7月：在ベトナム大使館参事官
1996年7月：経済協力局有償資金協力課長
1998年9月：アジア局中国課長
2000年8月：在オーストラリア日本国大使館参事官
2001年1月：駐豪公使
2002年8月：香港総領事館領事
2004年7月：経済協力局参事官
2004年8月：兼国際社会協力部参事官
2006年1月：兼アジア大洋州局参事官
2006年5月：アジア大洋州局審議官
2007年8月：国際協力機構総務部長
2009年7月：国際協力機構理事
2010年1月：国際協力局長

2011年9月には、駐バングラデシュ特命全権大使に任命され、同年10月11日に着任しました。その後、2015年3月には、駐タイ特命全権大使に任命され、同年4月26日に着任しました。バングラデシュとタイという、重要な二つの国で大使を務めたことは、佐渡島氏の外交官としての力量を示すものでしょう。

2020年3月1日からは、パシフィックコンサルタンツ株式会社の非常勤嘱託社員として、新たな分野で活躍しています。

同期入省者

佐渡島氏の同期には、以下のような著名な外交官がいます。

秋元義孝（元駐オーストラリア大使、元儀典長）
佐野利男（元軍縮会議代表部大使、元駐デンマーク大使）
鈴木敏郎（元駐エジプト大使、元駐シリア大使）
梅本和義（元国連次席大使、元駐スイス大使）
長崎輝章（元駐バチカン大使、元駐グアテマラ大使）
太田清和（元シアトル総領事）
佐藤悟（元駐スペイン大使、元外務報道官）
小寺次郎（元駐サウジアラビア大使、元欧州局長）
八木毅（元駐インド大使、元経済局長）
長嶺安政（元外務[[審議官]]、元駐オランダ大使）
深田博史（元駐ベトナム大使、元駐セネガル大使）
川田司（元駐アルジェリア大使）
角茂樹（元駐バーレーン大使、元国連大使）
井上進（元駐コートジボワール大使）
花田吉隆（元駐東ティモール大使）
杉山晋輔（元アジア大洋州局長）
高原寿一（元駐チュニジア大使）
手塚義雅（元駐トリニダード・トバゴ大使）

これらの同期入省者たちの活躍からも、佐渡島氏が外務省において重要な役割を担ってきたことが伺えます。

まとめ

佐渡島志郎は、長年にわたり日本の外交に貢献してきた人物です。特にアジア地域における外交手腕は高く評価されており、今後の活躍も期待されます。

外部リンク

大使あいさつ（在タイ日本国大使館ホームページ内）

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