千葉市都市緑化植物園

千葉市都市緑化植物園は、千葉県千葉市中央区に位置する、都市緑化の推進を目的とした植物園です。1981年の開園以来、市民の緑化活動の拠点として、また、植物に親しむ場として親しまれています。

園内には、34,100平方メートルの広大な敷地に、97科472種もの多様な植物が植栽されており、四季折々の美しい姿を楽しむことができます。特に、バラ園には約190種1400株ものバラが植えられ、その豪華な景観は訪れる人々を魅了します。その他にも、ハーブ園、シダ園、野草園など、さまざまなテーマの見本園が設けられており、植物の多様性を身近に感じることができます。また、花木見本園、生垣見本園、日本庭園見本園など、庭づくりの参考になる展示も充実しています。

植物園の活動は、植物の展示にとどまりません。「みどりの相談室」では、専門の相談員が緑化に関する相談に応じ、市民の緑化活動をサポートしています。また、花の写真撮影講座、庭園講座、バラ管理講座など、さまざまな講習会も開催され、植物に関する知識や技術を学ぶことができます。さらに、多くのボランティアグループが活動しており、植物調査や各種講座の補助など、市民と協働で植物園の管理運営を行っています。ボランティアグループには、菊づくり市民の会、庭づくりグループ、バラ作り市民の会、千葉ハーブソサエティー、千葉市盆栽同好会、写真同好会、水辺の植物同好会、みどりの協力隊リーブスなどがあります。

園内では、バラ展、盆栽展、ハーブ展、菊花展、季節の花写真展示など、さまざまな展覧会も開催されており、訪れる度に新たな発見があるでしょう。

施設面では、園内はバリアフリー化されており、車椅子での利用も考慮されています。みどりの相談所にはスロープと自動ドアが設置され、多目的トイレや洋式トイレも完備されています。また、車イスの貸し出しやAEDの設置、筆談対応など、利用者のニーズに合わせたサービスを提供しています。

交通アクセスは、公共交通機関の場合、京成電鉄千原線の大森台駅から徒歩約30分、バスの場合は、千葉駅や蘇我駅からバスが出ており、「緑化植物園入口」で下車します。自動車の場合、高速道路の松ヶ丘ICや貝塚IC、千葉東ICが近く、無料駐車場も完備しています。周辺には、都川、青葉の森公園、都川水の里公園、千葉大学亥鼻キャンパス、千葉寺、千葉県立図書館、千葉県文化会館などがあります。

千葉市都市緑化植物園は、植物を愛する人々にとって、学びと癒しの場であり、地域社会の緑化活動を支える重要な役割を果たしています。入場料は無料ですので、気軽に訪れて、豊かな自然を満喫してみてはいかがでしょうか。

園内施設

見本園
園芸実習園
バラ園（約190種1400株）
ハーブ園（約60種）
シダ園（約75種）
野草園（約130種）
花木見本園
生垣見本園
日本庭園見本園
灌木見本園
郷土樹木園
湿生植物園
温室

基本情報

入場料：無料
バリアフリー対応：園内はほぼバリアフリー化されており、車椅子での利用が可能です。
みどりの相談所：スロープ、自動ドア、多目的トイレ、洋式トイレ、車イス貸し出し、AED設置、筆談対応が可能。
盲導犬、介助犬、聴導犬の同伴可能

交通アクセス

鉄道：京成電鉄千原線 大森台駅から徒歩約30分
バス：千葉中央バス・小湊バス「緑化植物園入口」下車
自動車：首都高速7号小松川線・京葉道路 松ヶ丘インターチェンジ、貝塚インターチェンジ、千葉東金道路 千葉東インターチェンジ、無料駐車場あり

周辺施設

都川
青葉の森公園
都川水の里公園
千葉大学亥鼻キャンパス・附属病院
千葉寺
千葉県立図書館
* 千葉県文化会館

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