小倉竜二

小倉竜二

小倉竜二（おぐら りゅうじ、1976年4月3日 - ）は、徳島県徳島市出身の競輪選手です。日本競輪学校（当時）第77期卒業生で、日本[[競輪選手会]]徳島支部に所属しています。ホームバンクは小松島競輪場です。1996年4月14日に高知競輪場でデビューし、同レースで初勝利を飾りました。血液型はA型です。

戦績

徳島県立徳島商業高等学校を卒業後、競輪学校に入学しました。デビュー2年目の1998年には、ふるさとダービー（観音寺競輪場）で優勝し注目を集め、翌1999年には競輪祭で優勝し、早くもGIタイトルホルダーとなりました。2001年2月には、地元の小松島競輪場で行われたふるさとダービーで優勝しましたが、その後は落車による怪我の影響で不調が続きました。しかし、2006年に再び吉岡稔真選手の番手を回り、競輪祭で優勝し、約6年ぶりにGIタイトルを獲得しました。

2017年9月には、向日町競輪場で12年ぶりとなる記念競輪優勝（通算7回目）を果たしました。2019年には、2月の全日本選抜競輪で、2011年6月の高松宮記念杯以来となるGI決勝進出を果たしました。決勝では、中四国ラインで松浦悠士選手の番手を、年長で競走点数も上の香川雄介選手から「実績でオグ」と譲られましたが、遠慮し3番手を回りました（結果は7着）。また、11月の競輪祭では、予選敗退したものの、4日目（11月22日）の第7レース（二次予選B）で5着となり、通算獲得賞金額が1,000,121,122円となり、通算33人目、現役選手では同年5月に達成した金子貴志選手に次ぐ19人目となる10億円を突破しました。

主な獲得タイトルと記録

1999年 - 競輪祭（小倉競輪場）
2006年 - 競輪祭朝日新聞社杯争奪競輪王決定戦（小倉競輪場）
日本選手権競輪連続出場記録 - 27回（1999年の第52回から2024年の第78回まで。継続中）。2022年の第76回で連続25回出場記録を達成し、初日の開会式でJKAより表彰されています（なお、中止となった2020年の第74回も出場したとみなし連続出場記録にカウントされています）。

競走スタイル

師匠はおらず、デビュー当初は捲り戦法を主体としていましたが、現在は典型的な追込型です。ゴール直前で、最後の一踏みと共に両腕を伸ばしてハンドルを押し出すような動作を行い、一瞬だけ前との差を詰める「ハンドル投げ」の技術に長けており、その美しさでも知られています。他の選手と比較して、数倍の距離差を稼ぐこともあります。しかし、レース中の落車が多く、怪我により調子を落とすことも少なくありません。

脚注

関連項目

競輪選手一覧
阿竹智史 - 弟子
犬伏湧也 - 弟子
アジズル・ハスニ・アウァン

外部リンク

選手プロフィール - KEIRIN.JP

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