岐阜橋駅

岐阜橋駅は、かつて北海道上川郡下川町に位置し、JR北海道名寄本線に存在した駅（廃駅）です。事務管理コードは▲122104でした。

歴史

開業当初は一部の普通列車が通過していました。

1956年（昭和31年）10月30日：国鉄名寄本線の岐阜橋仮乗降場として開業。
1959年（昭和34年）11月1日：駅に昇格し、岐阜橋駅となりました。旅客のみを取り扱う駅でした。
1987年（昭和62年）4月1日：国鉄分割民営化により、JR北海道に継承。
1989年（平成元年）5月1日：名寄本線の全線廃止に伴い、廃駅となりました。

駅名は、当地に入植した岐阜県出身の人々が名寄川に架けた橋を「岐阜橋」と名付けたことに由来します。

駅構造

廃止時点で、単式ホーム1面1線を有する地上駅でした。ホームは線路の北側（遠軽方面に向かって左手側）に位置していました。転轍機を持たない棒線駅で、仮乗降場を起源とする無人駅であったため、駅舎や待合所はありませんでした。ホームは名寄方面にスロープがあり、駅施設外へと続いていました。

利用状況

乗車人員の推移は以下の通りです。

（省略）

駅周辺

駅跡地は民間に売却され、農地として利用されています。

国道239号（下川国道）
下川墓地
下川町農山村交流広場「上名寄交流広場」 - 廃駅後に開設。
名寄川
名士バス「上名寄19線」停留所

駅跡

2000年（平成12年）には跡形もなく、2010年（平成22年）、2011年（平成23年）時点でも同様に遺構は全く残っていません。駅跡地は民間に売却され、農地として利用されています。

隣の駅

北海道旅客鉄道（JR北海道）

名寄本線

矢文駅 - 岐阜橋駅 - 下川駅

脚注

（省略）

関連項目

日本の鉄道駅一覧
* 特定地方交通線

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