秋川駅

秋川駅について

秋川駅は、東京都あきる野市油平に位置する、東日本旅客鉄道（JR東日本）五日市線の駅です。駅番号はJC83で、あきる野市の中心的な駅として機能しています。また、人気スポットである東京サマーランドへの最寄り駅としても知られています。

駅はあきる野市の中部に位置し、旧秋川市の西部に当たります。この地域は、自然と都市機能が調和した魅力的なエリアです。

歴史

秋川駅は、開業当初は西秋留駅という名称でした。これは、当時、東秋留駅と対をなす形で設置されたためです。その後、秋川市の代表駅としての役割を担うようになり、市名に合わせて秋川駅へと改称されました。秋川市は後に合併によりあきる野市となりましたが、現在も秋川駅はあきる野市の代表駅として重要な役割を果たしています。

年表

1925年（大正14年）4月21日：五日市鉄道の拝島～武蔵五日市間が開通し、同時に西秋留駅として開業。旅客および貨物の取り扱いを開始。
1940年（昭和15年）10月3日：南武鉄道への合併により同社の駅となる。
1944年（昭和19年）4月1日：南武鉄道が戦時買収私鉄指定により国有化され、運輸通信省五日市線の駅となる。
1961年（昭和36年）4月15日：貨物の取り扱いを廃止。
1971年（昭和46年）2月1日：荷物扱いを廃止。
1987年（昭和62年）3月31日：秋川駅に改称。
1987年（昭和62年）4月1日：国鉄分割民営化に伴い、東日本旅客鉄道（JR東日本）の駅となる。
1997年（平成9年）2月15日：自動改札機を設置し、供用開始。
2001年（平成13年）11月18日：ICカード「Suica」の利用が可能となる。
2006年（平成18年）3月16日：みどりの窓口の営業を終了し、「もしもし券売機Kaeruくん」を設置。
2012年（平成24年）2月20日：「もしもし券売機Kaeruくん」を廃止し、多機能券売機を設置。
2014年（平成26年）12月12日：指定席券売機を設置。

駅構造

秋川駅は、相対式ホーム2面2線を有する地上駅です。駅舎は橋上構造で、周辺にはスロープが設置されており、バリアフリーにも配慮されています。

駅構内には、エスカレーター（1番線からコンコースへは上り、2番線からコンコースへは下り）とエレベーター（コンコースとホーム間）が設置されています。トイレは改札外の北口スロープ下にあります。

かつては直営駅でしたが、現在はJR東日本ステーションサービスが業務を受託する業務委託駅となっています。駅の管理は拝島駅が行っています。

駅舎内には、自動券売機3台、自動改札機、自動精算機などが設置されています。2006年にはみどりの窓口が廃止され、代わりに「もしもし券売機Kaeruくん」が設置されましたが、2012年に撤去され、多機能券売機が導入されました。さらに、2014年には指定席券売機も設置されています。

また、改札外のエレベーターは長らく未設置でしたが、バリアフリー対応のため、自由通路の北口と南口にエレベーターを設置する工事が行われ、2020年7月までに完了しました。

以前は、階段の利用が困難な利用者のために、フェンスの業務用門扉の外側にインターホンが設置されており、駅係員を呼ぶことで入場が可能でした。

のりば

（出典：JR東日本:駅構内図）

利用状況

2023年度の1日平均乗車人員は5,900人です。1990年度以降の乗車人員の推移は、利用状況の項目を参照してください。

駅周辺

駅周辺には、多くの施設があります。

名所・旧跡

東京サマーランド（西東京バス八王子方面行バスで約5分）
大塚古墳

公共施設

あきる野市役所
秋川キララホール
あきる野市中央図書館
福生警察署秋川駅前交番
秋川消防署秋留台消防出張所

文教施設

東海大学菅生高等学校・中等部
明治大学付属中野八王子中学校・高等学校
あきる野市立秋多中学校
あきる野市立南秋留小学校

商業施設など

あきる野ショッピングシティ
あきる野とうきゅう
ツルハドラッグ
ABCマート
しまむら
ニトリ
あきる野ルピア
あきる野商工会

金融機関・宿泊施設など

あきる野郵便局
りそな銀行あきる野支店
多摩信用金庫あきる野支店
西武信用金庫秋川支店
青梅信用金庫秋川支店
秋川農業協同組合本店
東横INN東京秋川駅北口

バス路線

駅北口にはロータリーがあり、西東京バスの路線が発着しています。また、五日市線の営業時間外には、早朝・深夜に運行する路線バスも複数あります。

隣の駅

東日本旅客鉄道（JR東日本）
五日市線

東秋留駅 (JC 82) - 秋川駅 (JC 83) - 武蔵引田駅 (JC 84)

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