須田明夫

須田明夫(すだ あきお)



プロフィール



須田明夫は、1947年7月8日東京都で生まれた日本の外交官です。東京大学法学部在学中に外務公務員採用上級試験に合格し、1971年外務省に入省しました。

外務省入省後



外務省入省後、アメリカでの研修を経て、書記官としてインドネシア大韓民国イギリスに在勤しました。本省では、アジア局、条約局、北米局、大臣官房に勤務するなど、幅広い分野で経験を積みました。

要職歴任



条約局国際協定課長、情報調査局分析課長、駐カナダ公使、駐オーストラリア公使、内閣府遺棄化学兵器処理担当室長を歴任し、2001年4月には国際協力事業団総務部長に就任しました。

2003年にはスリランカ駐箚特命全権大使に任命され、その後、2006年には国際テロ対策担当大使に就任しました。2009年には軍縮会議日本政府代表部大使を務め、2011年11月8日に外務省を退官しました。

退官後



2012年4月1日からは、東京大学公共政策大学院の客員教授として教鞭を執っています。

同期入省者



須田氏と同期で外務省に入省した人物には、以下のような人々がいます。

海老原紳(2008年 駐イギリス大使)
橋本逸男(2009年 東北大学公共政策大学院教授、2004年 駐ブルネイ大使、2002年 駐ラオス大使)
赤阪清隆(2007年 国際連合事務次長)
桂誠(2007年 駐比大使、2004年 駐ラオス大使)
楠本祐一(2011年 関西担当大使、2009年ポーランド大使、2004年 駐ウズベキスタン大使)
島内憲(2006年ブラジル大使、2004年 駐スペイン大使)
小島高明(2010年 国際テロ対策担当担当大使、2007年 駐オーストラリア大使、2004年 駐シンガポール大使)
横田淳(2012年 経済担当大使兼イラク復興支援等調整担当大使、2009年ベルギー大使、2006年 国際貿易・経済担当大使、2004年 駐イスラエル大使)
三田村秀人(2010年 駐ニュージーランド大使、2007年 駐ザンビア大使)
清水訓夫(2009年 防衛大学校教授、2005年 駐アルジェリア大使)
野呂元良(2008年 駐マラウイ大使)
皆川一夫(2011年 駐ウガンダ大使)
佐藤正晴(2012年 駐ニカラグア大使)


外部リンク



軍縮会議日本政府代表部:大使挨拶
* 「核兵器はなくせる」 須田明夫 軍縮大使に聞く(中国新聞ヒロシマ平和メディアセンター社説・コラム)

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