魚沼盆地

魚沼盆地

魚沼盆地（うおぬまぼんち）は、新潟県中越地方に位置する、魚沼丘陵と越後山脈に挟まれた南北に細長い盆地です。別名、六日町盆地とも呼ばれています。行政区分としては、南魚沼市（旧六日町）、魚沼市（旧小出町）、南魚沼郡湯沢町などが含まれます。

地理

魚沼盆地は、魚野川の中流域両岸に位置し、南北に細長く伸びる堆積盆地です。東側は三国山脈・越後山脈がそびえ、登川、三国川、水無川によって形成された扇状地（登川原、城内原、八色原）が広がっています。一方、西側の魚沼丘陵には上越新幹線のトンネルが通っており、約52kmに及ぶ六日町断層帯が分布しています。

この地域は、日本有数の豪雪地帯として知られており、冬には2mから3mもの積雪が見られます。多い年では3mを超えることもあります。

農業

魚沼盆地は、昼夜の寒暖差が大きく、肥沃な土壌と盆地特有の地理的条件が組み合わさることで、国内でもトップクラスの評価を受ける魚沼コシヒカリの産地となっています。また、果物の栽培にも適しており、特に糖度の高い八色西瓜はブランドスイカとして人気があります。

周辺施設

魚沼盆地周辺には、以下のような施設があります。

温泉: 大沢山温泉、六日町温泉
観光: 魚沼スカイライン

交通

魚沼盆地へのアクセスには、以下の交通機関が利用できます。

鉄道: 上越新幹線浦佐駅、上越線、北越急行ほくほく線
高速道路: 関越自動車道（塩沢石打IC/SA、六日町IC、大和PA、大和スマートIC）
一般道路: 国道17号、国道291号、国道252号、国道353号

脚注

参考文献:『新潟県大百科事典 下』新潟日報事業社出版部、1977年

関連項目

魚沼連峰県立自然公園
雪国観光圏
坂戸山

外部リンク

六日町盆地 コトバンク

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