鹿児島県庁

鹿児島県庁について

鹿児島県庁は、日本の地方自治体である鹿児島県の行政機関です。県庁の長は鹿児島県知事が務め、県民の生活に密接に関わる様々な業務を遂行しています。

歴史

鹿児島県庁の歴史は、明治時代の廃藩置県にまで遡ります。

1871年（明治4年）：廃藩置県により鹿児島県が設置されました。
1871年（明治4年）12月：薩摩・大隅・日向の3国7県が廃止され、鹿児島県、宮崎県、美々津県が設置されました。
1872年（明治5年）：外城諸隊が解散され、郡制が敷かれました。また、士族の知行制が廃止されました。
1875年（明治8年）：旧藩札の処分が完了しました。
1876年（明治9年）：地租改正に着手し、宮崎県が廃止されて鹿児島県に合併、宮崎支庁が設置されました。
1877年（明治10年）：西南戦争が勃発しました。
1879年（明治12年）：地租改正に再着手し、郡役所が設置されました。また、県庁舎が新築落成しました。
1880年（明治13年）：第1回県会が開催されました。
1881年（明治14年）：地租改正が終了しました。
1883年（明治16年）：宮崎県が再分置されました。
1885年（明治18年）：大島郡役所が廃止され、金久に金久支庁が設置されました。
1889年（明治22年）：市制・町村制が施行されました。
1900年（明治33年）：農事試験場が設置されました。
1912年（明治45年）：県立図書館が開館しました。
1926年（大正15年）：郡制が廃止され、熊毛支庁・大島支庁が設置されました。
1941年（昭和16年）：大政翼賛会鹿児島県支部が発足しました。
1945年（昭和20年）：占領軍が鹿児島市に軍政部事務所を設置しました。
1946年（昭和21年）：GHQの命令により、北緯30度以南の南西諸島が日本国政府及び鹿児島県の行政から分離されました。
1947年（昭和22年）：公選の初代知事に重成格氏が当選しました。
1951年（昭和26年）：大島郡十島村の下七島が日本に復帰しました。
1953年（昭和28年）：奄美諸島が日本に復帰し、琉球政府奄美地方庁が廃止され、大島支庁が再設置されました。
1956年（昭和31年）：財政再建団体に指定されました。
1969年（昭和44年）：第1次県勢発展計画案が公表されました。
1980年（昭和55年）：新大隅開発計画が決定されました。
1993年（平成5年）：鹿児島港湾計画案が公表されました。
1999年（平成11年）：鹿児島湾永田川沖に人工島が着工されました。
2001年（平成13年）：「21世紀新かごしま総合計画」が公表されました。

組織

2021年4月1日現在、鹿児島県庁は以下の組織で構成されています。

知事：塩田康一
副知事：藤本徳昭・須藤明裕
総務部
男女共同参画局
総合政策部
観光・文化スポーツ部
環境林務部
くらし保健福祉部
商工労働水産部
農政部
土木部
危機管理防災局
国体・全国障害者スポーツ大会局
鹿児島地域振興局
南薩地域振興局
北薩地域振興局
姶良・伊佐地域振興局
大隅地域振興局
熊毛支庁
大島支庁
会計管理者
出納局
教育委員会
選挙管理委員会
人事委員会
監査委員
公安委員会
労働委員会
収用委員会
海区漁業調整委員会
内水面漁場管理委員会
地方公営企業

各振興局と支庁には、本庁の部と同格の組織が置かれ、それぞれ地域の実情に応じた行政サービスを提供しています。

過去の出先機関

宮崎支庁（1876年 - 1883年）

参考文献

原口泉他『鹿児島県の歴史』第2版、山川出版社〈県史46〉、2011年。

関連情報

鹿児島県議会
鹿児島県教育委員会
鹿児島県警察
鹿児島県立短期大学

外部リンク

鹿児島県ホームページ

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