1222年

1222年の概要

1222年は、ユリウス暦における平年に該当する年で、さまざまな歴史的出来事が記録されています。この年は、干支では「壬午」に当たり、日本では承久4年から貞応元年に改元された年です。この年の日本や中国および周辺地域の出来事をひも解いてみましょう。

他の紀年法

この年の他の紀年法は以下の通りです：

• - 日本：承久4年、貞応元年4月13日 - 皇紀1882年
• - 中国：南宋の嘉定15年、金の興定6年、元光元年8月9日 - 大真国の天泰8年
• - モンゴル帝国では太祖（チンギス・ハーン）17年にあたります。
• - 朝鮮（高麗）は高宗9年、檀紀3555年に該当し、ベトナムでは李朝の建嘉12年です。
• - さらに、イスラム暦では618年から619年、ユダヤ暦では4982年から4983年に関連づけられます。

できごと

1222年には、特に5月25日（承久4年4月13日）に日本で改元の出来事があり、貞応元年が始まりました。これにより、日本の歴史の新たなページが開かれることとなりました。

誕生した著名人物

この年にはいくつかの重要な人物が誕生しました。特に以下のような人物がいます：

• - 3月28日：ヘルマン2世、テューリンゲン方伯（没年1241年）
• - 3月30日（貞応元年2月16日）：日蓮、鎌倉時代の僧であり、日蓮宗の開祖（没年1282年）
• - 大友頼泰や花山院師継、平時継といった鎌倉時代の公卿や御家人の誕生もありました。
• - 南部実長や二条為氏、北条時広、唯円などもこの年に生を受け、後の歴史に影響を与えることとなります。

死去した著名人物

この年には、いくつかの重要な人物が亡くなっています。中でも注目すべきは：

• - 6月23日：コンスタンサ・デ・アラゴン・イ・カスティーリャ、ハンガリー王イムレの妃であり、後にシチリア王フェデリーコ1世の妃となった（生年1179年）
• - 6月29日（貞応元年5月19日）：河野通信、平安時代および鎌倉時代の武将（生年1156年）
• - アレクシオス1世、トレビゾンド帝国の初代皇帝、テオドロス1世ラスカリス、ニカイア帝国初代皇帝（生年1175年頃）などもこの年に対して歴史に名を残しています。

まとめ

1222年という年は、多くの歴史的な出来事や著名な人物の誕生、そして死去に彩られた重要な年です。日本国内外においても様々な変化があり、特に日本では新たな元号が始まったことが歴史において特筆すべき点となっています。

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