2020年のコロラド・ロッキーズ

2020年のコロラド・ロッキーズ：コロナ禍での挑戦

2020年のコロラド・ロッキーズは、球団創設27年目を迎えたシーズンでした。本拠地クアーズ・フィールドでの戦いは25年目。バド・ブラック監督が4年目を務め、ナショナルリーグ西地区での上位進出を目指しました。

オフシーズンの動向

2019年シーズンは71勝91敗と負け越し、地区4位に終わりました。巻き返しを期す2020年でしたが、世界的な新型コロナウイルス感染拡大の影響を受け、シーズンは大きく変更を余儀なくされました。

3月12日には、スプリングトレーニングの中止と開幕延期が決定。その後、6月23日には公式戦開幕が7月23日または24日、レギュラーシーズンは全60試合制、ナショナルリーグにも指名打者制度が導入されることが発表されました。さらに、6月30日にはマイナーリーグの開催中止も決定し、若手選手の育成にも影響が出ました。

シーズン開幕後の戦い

変則的なシーズンは、9月27日に全日程を終了。ロッキーズは26勝34敗で地区4位という結果に終わりました。プレーオフ進出は果たせませんでした。

シーズン終了後には、A.J.ラモス、ドリュー・ブテラ、ダニエル・マーフィー、クリス・オーウィングス、マット・ケンプ、ケビン・ピラーといった選手たちがFA（フリーエージェント）となりました。

チームの成績

シーズン成績は26勝34敗でナショナルリーグ西地区4位。

個人の活躍

トレバー・ストーリー

最多盗塁（15盗塁）

ノーラン・アレナド

ゴールドグラブ賞（三塁手）

2020年シーズンのまとめ

コロナ禍で大きく変更された2020年シーズンは、ロッキーズにとって試練の年となりました。短縮シーズン、指名打者制度の導入など、異例の状況下でチームは奮闘しましたが、プレーオフ進出はなりませんでした。しかし、トレバー・ストーリーの最多盗塁、ノーラン・アレナドのゴールドグラブ賞受賞など、明るい話題もありました。翌年以降の巻き返しに期待したいシーズンとなりました。

関連情報

2020年のメジャーリーグベースボール

外部リンク

公式ウェブサイト（英語）
* Baseball-Reference（英語）

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