5月5日 (旧暦)

旧暦5月5日は、太陰太陽暦である旧暦において、5月の5番目の日にあたります。この日は、日本の六曜では先負となります。

歴史的な出来事

この日には、歴史を動かす様々な出来事が起こっています。

元弘の乱（1331年）: 元徳3年/元弘元年6月10日、後醍醐天皇による二度目の倒幕計画が幕府に漏洩し、日野俊基らが逮捕されました。天皇は笠置山に籠城しますが、翌年には隠岐へと流されることになります。
大坂夏の陣（1615年）: 元和元年6月1日、徳川家康が大坂夏の陣に出陣するため、京都の二条城を発ちました。この戦いは、徳川幕府の支配を確固たるものとする重要な戦いでした。
択捉島への上陸（1786年）: 天明6年6月1日、江戸幕府の命を受けた最上徳内が択捉島に上陸しました。この出来事は、日本の北方領土への関心を示すものでした。

誕生日

旧暦5月5日には、多くの著名人が誕生しています。

宇多天皇（867年）: 貞観9年6月10日、第59代天皇である宇多天皇が誕生しました。
上杉定勝（1604年）: 慶長9年6月2日、米沢藩の第2代藩主である上杉定勝が誕生しました。
山口素堂（1642年）: 寛永19年6月2日、江戸時代中期の俳人である山口素堂が誕生しました。
塙保己一（1746年）: 延享3年6月23日、江戸時代後期の国学者である塙保己一が誕生しました。
小林一茶（1763年）: 宝暦13年6月15日、江戸時代後期の俳諧師である小林一茶が誕生しました。
高野長英（1804年）: 文化元年6月12日、江戸時代後期の蘭学者である高野長英が誕生しました。
広瀬宰平（1828年）: 文政11年6月16日、明治時代に活躍した実業家である広瀬宰平が誕生しました。
本因坊秀策（1829年）: 文政12年6月6日、江戸時代後期の囲碁棋士である本因坊秀策が誕生しました。
土方歳三（1835年）: 天保6年5月31日、新選組の副長として知られる土方歳三が誕生しました。

忌日

また、この日には、歴史に名を残す人々が亡くなっています。

林鵞峰（1680年）: 延宝8年6月1日、江戸時代の朱子学者である林鵞峰（春斎）が亡くなりました。彼は林羅山の子としても知られています。
冷泉為恭（1864年）: 元治元年6月8日、幕末の宮廷絵師である冷泉為恭が亡くなりました。

記念日・年中行事

旧暦5月5日は、日本では端午の節句として知られています。また、台湾では端午節として祝日となっています。端午の節句は、五節句の一つで、男の子の健やかな成長を願う行事として知られています。

関連事項

旧暦の日付の一覧: 1月、2月、3月、4月、5月、6月、7月、8月、9月、10月、11月、12月
前後の日: 前日（5月4日）、翌日（5月6日）、前月（4月5日）、翌月（6月5日）
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