IS12T

Windows Phone IS12T について

Windows Phone IS12Tは、富士通東芝モバイルコミュニケーションズ（現FCNT）が開発し、KDDI/沖縄セルラー電話からauブランドで発売されたスマートフォンです。日本国内で初めてWindows Phone 7.5（Mango）を搭載した端末として、2011年に登場しました。この機種は、国内で通信事業者が一般向けに販売した唯一のWindows Phone端末という特徴を持っていました。

主な特徴

OS: Windows Phone 7.5 (Mango)
ストレージ: 約32GBの内蔵メモリ（ユーザー利用可能領域は最大約28GB）
外部メモリ: microSDカード等の外部メモリには非対応
メール: 発売当初はEZwebメールに対応せず、PCメールの利用を推奨。後に対応したが、プッシュ方式ではなくフェッチ仕様。
SIMロック: 他のau ICカードの利用が可能
Cメール: 当初は国内受信のみ対応。後のアップデートで国内送信、海外ローミングに対応。
その他:
2015年6月18日にMADOSMA Q501が登場するまで、国内唯一のWindows Phone OS搭載スマートフォンだった。
店頭販売は終了しているが、au Online Shopでは2014年9月まで在庫販売されていた。

沿革

2011年7月27日: KDDI、日本マイクロソフト、富士通東芝より公式発表。
2011年8月25日: 北海道、東北、関東、中部、関西、九州、沖縄地区にて先行発売。
2011年8月26日: 北陸、中国地区にて発売。
2011年8月27日: 四国地区にて発売。
2011年10月3日: 『2011年度 グッドデザイン賞』を受賞。
2011年10月27日: IS12T専用のEZwebメールアプリが提供開始。
2012年1月19日: Cメールの国内送信に対応するソフトウェアアップデートを開始。
2012年4月13日: au Wi-Fi接続ツールに対応。
2012年7月22日: L800MHz帯エリアの停波に伴い、N800MHz帯、2GHz帯エリアでの利用に移行。
2012年8月: 北海道地区での販売終了。
2012年9月: 四国地区での販売終了。
2012年12月: 関東、北陸、関西、中部、中国、沖縄地区での販売終了。
2013年1月30日: Windows Phone 7.8へのアップデートを開始。
2013年3月15日: Windows Phone 7.8のアップデートに不具合が見つかり、一時停止。
2013年6月: 東北地区での販売終了。
2013年12月: 九州地区での販売終了。
2014年10月14日: マイクロソフトによるWindows Phone 7.8のサポートが終了。
2022年3月31日: CDMA 1X WINサービスの終了に伴い利用不可に。

プリインストールアプリ

Windows Phone 7 標準アプリ:
Games Hub (Xbox LIVE)
Internet Explorer Mobile 9
Music + Videos Hub (Zune)
Office Hub (Microsoft Office)
People Hub
Pictures Hub
Outlook相当のPIMメール、電話帳、カレンダー機能
FMラジオ (別売りのイヤホンが必要)
IS12T 独自アプリ:
GREE
jibe for IS12T
NAVITIME
ぐるなび
リンクキャビネット（DLNA対応機器連携）

主な機能・サービス

Windows Phone 7 標準機能:
Marketplace機能（日本専用のマーケット。
Microsoftアカウント登録必須。）
Windows Live Messenger
Windows Live SkyDrive（現・OneDrive）との統合
IS12T 独自機能:
スーパーはっきりボイス3
Cメール

その他

安心セキュリティパック、auスマートパスは非対応
イメージキャラクターは三浦春馬。
バッテリーはISW11Fと共通。

外部リンク

Windows (R) Phone IS12T | スマートフォン | au (アーカイブ)
[[携帯電話] - FMWORLD.NET](http://www.fmworld.net/product/phone/is12t/)
Windows Phone デバイス情報 - Windows Phone.aspx)
Windows Phone - Windows Phone 開発について学び、初めてのアプリケーションを作成する - MSDN.aspx)
IS12Tまとめ@wiki

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