Power Systems
IBM Power Systemsは、IBMが2008年4月に発表した、ミッドレンジおよびUNIXサーバーのシリーズです。このシリーズは、従来のSystem iとSystem pの後継として位置づけられています。
正式名称は「IBM Power Systems」であり、「Power」という名称は、搭載されているプロセッサ「POWER」に由来します。発表当初は、メインフレームのSystem z、x86サーバーのSystem x、ストレージのSystem Storageなどと共に、IBMのサーバー全体のブランド名である「IBM Systems」を構成していました。シリーズ名が複数形（Power Systems）で表記されるのに対し、各製品（モデル）名は単数形（例：Power System 520）で記載されるのが特徴です。
2021年に発表されたIBM Power E1080からは、ブランド名称が「IBM Power」に変更され、搭載するプロセッサーの記述も「Power10」となり、「POWER」から「Power」へと変更されました。
前身のRS/6000と同様に、Power SystemsのハードウェアはCHRPをベースとしており、CPUにはPOWERプロセッサ、バスにはPCI（PCI-X）を採用しています。
Power Systemsにおける仮想化テクノロジーは、PowerVM（旧称Advanced POWER Virtualization、APV）という総称で呼ばれています。このPowerVMは、以下のような機能を提供します。
システム全体で最大160（コアあたり最大10）の論理区画（LPAR）を作成し、複数のOSを同時に起動できます。
仮想入出力サーバー（VIOS）を通じて、ストレージやイーサネットの仮想化を実現します。
Lx86機能により、x86 32ビット用のLinuxアプリケーションをPOWER上で直接実行できます。ただし、同価格帯のIAサーバーには性能面で劣り、64ビットバイナリは実行できません。
Power Systemsでは、以下のオペレーティングシステムを同時に稼働させることができます。
IBM i：従来のOS/400（i5/OS）の後継
IBM AIX：IBMのUNIXオペレーティングシステム
Linux on POWER：POWER版Linux
Red Hat Enterprise Linux for IBM POWER
SUSE Linux Enterprise Server for IBM POWER
POWER6およびPOWER7で強化された省電力テクノロジーは、EnergyScaleと総称されます。この技術には、以下の要素が含まれます。
IBM Active Energy Manager (AEM)：エネルギー管理コンポーネントの測定・モニター・管理を行い、リソース使用量を最適化します。
吸気・排気温度の監視、省電力ナップモード、可変速度ファンなど、ハードウェアレベルでの省電力機能。
2010年2月に発表されたPOWER7プロセッサー搭載モデルPower 750およびPower 755は、アメリカ環境保護局（EPA）が推進するENERGY STARに、サーバーとして初めて認定されました。
Power Systemsの主な発表モデルは以下の通りです。モデル名の数字の1桁目が「5xx」はPOWER6、「7xx」はPOWER7搭載モデルを表します（「6xx」はPower Systems以前のモデル）。数字の2桁目は「x1x」から「x4x」がエントリーモデル、「x5x」から「x7x」がミッドレンジ、「x9x」がハイエンドモデルとされますが、時期や資料によって分類が異なる場合があります。また、ブレードサーバーは「JSxx」がPOWER6またはPowerPC搭載モデル、「PS7xx」がPOWER7搭載モデルです。
2008年4月
IBM Power 520 Express (POWER6 4.2GHz, 1-4コア)
IBM Power 550 Express (POWER6 3.5/4.2GHz, 2-8コア)
IBM Power 570 (POWER6 3.5/4.2/4.7GHz, 2-16コア, 2007年発表モデルを名称変更)
IBM Power 575 (POWER6 4.7GHz, 32-448コア, HPC専用モデル)
IBM Power 595 (POWER6 5.0GHz, 8-64コア)
BladeCenter
JS12 Express (POWER6 3.8GHz, 2コア)
JS21 (PowerPC_970FX/MP 2.7GHz/2.5GHz, 1-2コア, IBM i はサポートしない)
JS22 (POWER6 4.0GHz, 4コア)
2010年2月
IBM Power 750 Express (POWER7 3.0/3.3/3.55GHz, 6-32コア)
IBM Power 755 (POWER7 3.3 GHz, 32コア, HPC専用モデル)
IBM Power 770 (POWER7 3.1/3.5 GHz, 12-64コア)
IBM Power 780 (POWER7 3.86 GHz, 8-64コア/TurboCoreモード時 4.14 GHz, 最大32コア)
2010年4月
BladeCenter
PS700 (POWER7 3.0GHz, 4コア, シングル幅)
PS701 (POWER7 3.0GHz, 8コア, シングル幅)
PS702 (POWER7 3.0GHz, 16コア, ダブル幅)
2010年8月
IBM Power 710 Express (POWER7 1ソケット, 4/6/8コア)
IBM Power 720 Express (POWER7 1ソケット, 4/6/8コア)
IBM Power 730 Express (POWER7 2ソケット, 8/12/16コア)
IBM Power 740 Express (POWER7 1/2ソケット, 4/6/8コア)
IBM Power 795 (POWER7 最大32ソケット, 最大256コア, フロアスタンドのハイエンドモデル)
2012年10月
IBM Power 770 (POWER7+ 16ソケット, 最大64コア)
IBM Power 780 (POWER7+ 16ソケット, 最大128コア)
2014年4月
IBM Power System S812L (POWER8, 1ソケット, 2U, Linux専用モデル)
IBM Power System S814 (POWER8, 1ソケット, 4U)
IBM Power System S822 (POWER8, 2ソケット, 2U)
IBM Power System S822L (POWER8, 2ソケット, 2U, Linux専用モデル)
IBM Power System S824 (POWER8, 2ソケット, 4U)
IBM Power System S824L (POWER8, 2ソケット, 4U, Linux専用モデル)
2015年
IBM Power System E850 (POWER8, 4ソケット, 4U)
IBM Power System E870 (POWER8, 最大8ソケット, 最大12U)
IBM Power System E880 (POWER8, 最大16ソケット, 最大22U)
2016年
IBM Power System E850C (POWER8, 4ソケット, 4U)
IBM Power System E870C (POWER8, 最大8ソケット, 最大12U)
IBM Power System E880C (POWER8, 最大16ソケット, 最大22U)
2017年12月
IBM Power System AC922(POWER9, 2ソケット, NVIDIA Tesla V100, 2U)
2018年2月
IBM Power System S912 (POWER9, 1ソケット, 2U)
IBM Power System S922 (POWER9, 1/2ソケット, 2U)
IBM Power System S924 (POWER9, 2ソケット, 4U)
IBM Power System L922 (POWER9, 1/2ソケット, 2U, Linux専用モデル)
IBM Power System H922 (POWER9, 1/2ソケット, 2U, SAP HANA向けモデル)
IBM Power System H924 (POWER9, 2ソケット, 4U, SAP HANA向けモデル)
2018年5月
IBM Power System LC921 (POWER9, 1/2ソケット, 1U, Linux専用モデル)
IBM Power System LC922 (POWER9, 1/2ソケット, 2U, Linux専用モデル)
2018年8月
IBM Power System E950 (POWER9, 4ソケット, 4U)
IBM Power System E980 (POWER9, 4ソケット [最大16ソケット], 5U + System Controller Unit 2U [最大22U])
2020年1月
IBM Power System IC922 (POWER9, 2ソケット, NVIDIA T4, 2U, 推論モデル)
2021年9月
IBM Power E1080 (Power10, 4ソケット [最大16ソケット], 5U + System Controller Unit 2U [最大22U])
2022年7月
IBM Power S1014 (Power10, 1ソケット, 4Uまたはタワー型筐体)
IBM Power S1022 (Power10, 1/2ソケット, 2U)
IBM Power S1022s (Power10, 1/2ソケット, 2U)
IBM Power S1024 (Power10, 1/2ソケット, 4U)
IBM Power L1022 (Power10, 1/2ソケット, 2U, Linux専用モデル)
IBM Power L1024 (Power10, 1/2ソケット, 4U, Linux専用モデル)
IBM Power E1050 (Power10, 4ソケット, 4U, ミッドレンジモデル)
Power Systemsは、System i（旧AS/400）とSystem p（旧RS/6000）という2つの系統のサーバーを統合したものです。
1969年：System/3発表
1975年：System/32発表
1977年：System/34|System_34発表
1983年：System/36発表
1971年：Future Systems プロジェクト開始
1979年：System/38|System_38シリーズ発表
1988年：System/36とSystem/38|System_38を統合し、AS/400シリーズ発表
2000年：AS/400がeServer iSeriesに改称
2006年：eServer iSeriesがSystem iに改称
1986年：RT PC発表
1990年：RS/6000シリーズ発表
2000年：RS/6000がeServer pSeriesに改称
2006年：eServer pSeriesがSystem pに改称
2008年、System iとSystem pが統合され、Power Systemsが発表されました（米国は4月2日、日本は4月9日）。
Power Systems以前から、System iはPOWERプロセッサを使用し、LPARなどの仮想化技術を共有していました。また、本来のi5/OSに加えてAIXやLinuxなどのオペレーティングシステムも同時稼働できていました。Power Systemsの登場により、これらのシリーズのブランド名称が統合されました。
IBM Systems
IBM Z（メインフレーム）
IBM Storage（ストレージ）
AIX
IBM i
Linux on IBM Power
SAP HANA
IBM Power - 日本 | IBM 公式ウェブサイト
IBM プレスリリース・Power Systemsの発表
IBM i - 統合オペレーティング環境
SAP HANA用インフラストラクチャー
* IBM Systems Japan Blog : IBM Power Systems カテゴリー
名称
正式名称は「IBM Power Systems」であり、「Power」という名称は、搭載されているプロセッサ「POWER」に由来します。発表当初は、メインフレームのSystem z、x86サーバーのSystem x、ストレージのSystem Storageなどと共に、IBMのサーバー全体のブランド名である「IBM Systems」を構成していました。シリーズ名が複数形（Power Systems）で表記されるのに対し、各製品（モデル）名は単数形（例：Power System 520）で記載されるのが特徴です。
2021年に発表されたIBM Power E1080からは、ブランド名称が「IBM Power」に変更され、搭載するプロセッサーの記述も「Power10」となり、「POWER」から「Power」へと変更されました。
概要
ハードウェア
前身のRS/6000と同様に、Power SystemsのハードウェアはCHRPをベースとしており、CPUにはPOWERプロセッサ、バスにはPCI（PCI-X）を採用しています。
仮想化
Power Systemsにおける仮想化テクノロジーは、PowerVM（旧称Advanced POWER Virtualization、APV）という総称で呼ばれています。このPowerVMは、以下のような機能を提供します。
システム全体で最大160（コアあたり最大10）の論理区画（LPAR）を作成し、複数のOSを同時に起動できます。
仮想入出力サーバー（VIOS）を通じて、ストレージやイーサネットの仮想化を実現します。
Lx86機能により、x86 32ビット用のLinuxアプリケーションをPOWER上で直接実行できます。ただし、同価格帯のIAサーバーには性能面で劣り、64ビットバイナリは実行できません。
オペレーティングシステム
Power Systemsでは、以下のオペレーティングシステムを同時に稼働させることができます。
IBM i：従来のOS/400（i5/OS）の後継
IBM AIX：IBMのUNIXオペレーティングシステム
Linux on POWER：POWER版Linux
Red Hat Enterprise Linux for IBM POWER
SUSE Linux Enterprise Server for IBM POWER
省電力
POWER6およびPOWER7で強化された省電力テクノロジーは、EnergyScaleと総称されます。この技術には、以下の要素が含まれます。
IBM Active Energy Manager (AEM)：エネルギー管理コンポーネントの測定・モニター・管理を行い、リソース使用量を最適化します。
吸気・排気温度の監視、省電力ナップモード、可変速度ファンなど、ハードウェアレベルでの省電力機能。
2010年2月に発表されたPOWER7プロセッサー搭載モデルPower 750およびPower 755は、アメリカ環境保護局（EPA）が推進するENERGY STARに、サーバーとして初めて認定されました。
モデル
Power Systemsの主な発表モデルは以下の通りです。モデル名の数字の1桁目が「5xx」はPOWER6、「7xx」はPOWER7搭載モデルを表します（「6xx」はPower Systems以前のモデル）。数字の2桁目は「x1x」から「x4x」がエントリーモデル、「x5x」から「x7x」がミッドレンジ、「x9x」がハイエンドモデルとされますが、時期や資料によって分類が異なる場合があります。また、ブレードサーバーは「JSxx」がPOWER6またはPowerPC搭載モデル、「PS7xx」がPOWER7搭載モデルです。
2008年4月
IBM Power 520 Express (POWER6 4.2GHz, 1-4コア)
IBM Power 550 Express (POWER6 3.5/4.2GHz, 2-8コア)
IBM Power 570 (POWER6 3.5/4.2/4.7GHz, 2-16コア, 2007年発表モデルを名称変更)
IBM Power 575 (POWER6 4.7GHz, 32-448コア, HPC専用モデル)
IBM Power 595 (POWER6 5.0GHz, 8-64コア)
BladeCenter
JS12 Express (POWER6 3.8GHz, 2コア)
JS21 (PowerPC_970FX/MP 2.7GHz/2.5GHz, 1-2コア, IBM i はサポートしない)
JS22 (POWER6 4.0GHz, 4コア)
2010年2月
IBM Power 750 Express (POWER7 3.0/3.3/3.55GHz, 6-32コア)
IBM Power 755 (POWER7 3.3 GHz, 32コア, HPC専用モデル)
IBM Power 770 (POWER7 3.1/3.5 GHz, 12-64コア)
IBM Power 780 (POWER7 3.86 GHz, 8-64コア/TurboCoreモード時 4.14 GHz, 最大32コア)
2010年4月
BladeCenter
PS700 (POWER7 3.0GHz, 4コア, シングル幅)
PS701 (POWER7 3.0GHz, 8コア, シングル幅)
PS702 (POWER7 3.0GHz, 16コア, ダブル幅)
2010年8月
IBM Power 710 Express (POWER7 1ソケット, 4/6/8コア)
IBM Power 720 Express (POWER7 1ソケット, 4/6/8コア)
IBM Power 730 Express (POWER7 2ソケット, 8/12/16コア)
IBM Power 740 Express (POWER7 1/2ソケット, 4/6/8コア)
IBM Power 795 (POWER7 最大32ソケット, 最大256コア, フロアスタンドのハイエンドモデル)
2012年10月
IBM Power 770 (POWER7+ 16ソケット, 最大64コア)
IBM Power 780 (POWER7+ 16ソケット, 最大128コア)
2014年4月
IBM Power System S812L (POWER8, 1ソケット, 2U, Linux専用モデル)
IBM Power System S814 (POWER8, 1ソケット, 4U)
IBM Power System S822 (POWER8, 2ソケット, 2U)
IBM Power System S822L (POWER8, 2ソケット, 2U, Linux専用モデル)
IBM Power System S824 (POWER8, 2ソケット, 4U)
IBM Power System S824L (POWER8, 2ソケット, 4U, Linux専用モデル)
2015年
IBM Power System E850 (POWER8, 4ソケット, 4U)
IBM Power System E870 (POWER8, 最大8ソケット, 最大12U)
IBM Power System E880 (POWER8, 最大16ソケット, 最大22U)
2016年
IBM Power System E850C (POWER8, 4ソケット, 4U)
IBM Power System E870C (POWER8, 最大8ソケット, 最大12U)
IBM Power System E880C (POWER8, 最大16ソケット, 最大22U)
2017年12月
IBM Power System AC922(POWER9, 2ソケット, NVIDIA Tesla V100, 2U)
2018年2月
IBM Power System S912 (POWER9, 1ソケット, 2U)
IBM Power System S922 (POWER9, 1/2ソケット, 2U)
IBM Power System S924 (POWER9, 2ソケット, 4U)
IBM Power System L922 (POWER9, 1/2ソケット, 2U, Linux専用モデル)
IBM Power System H922 (POWER9, 1/2ソケット, 2U, SAP HANA向けモデル)
IBM Power System H924 (POWER9, 2ソケット, 4U, SAP HANA向けモデル)
2018年5月
IBM Power System LC921 (POWER9, 1/2ソケット, 1U, Linux専用モデル)
IBM Power System LC922 (POWER9, 1/2ソケット, 2U, Linux専用モデル)
2018年8月
IBM Power System E950 (POWER9, 4ソケット, 4U)
IBM Power System E980 (POWER9, 4ソケット [最大16ソケット], 5U + System Controller Unit 2U [最大22U])
2020年1月
IBM Power System IC922 (POWER9, 2ソケット, NVIDIA T4, 2U, 推論モデル)
2021年9月
IBM Power E1080 (Power10, 4ソケット [最大16ソケット], 5U + System Controller Unit 2U [最大22U])
2022年7月
IBM Power S1014 (Power10, 1ソケット, 4Uまたはタワー型筐体)
IBM Power S1022 (Power10, 1/2ソケット, 2U)
IBM Power S1022s (Power10, 1/2ソケット, 2U)
IBM Power S1024 (Power10, 1/2ソケット, 4U)
IBM Power L1022 (Power10, 1/2ソケット, 2U, Linux専用モデル)
IBM Power L1024 (Power10, 1/2ソケット, 4U, Linux専用モデル)
IBM Power E1050 (Power10, 4ソケット, 4U, ミッドレンジモデル)
歴史
Power Systemsは、System i（旧AS/400）とSystem p（旧RS/6000）という2つの系統のサーバーを統合したものです。
System i 系統
1969年：System/3発表
1975年：System/32発表
1977年：System/34|System_34発表
1983年：System/36発表
1971年：Future Systems プロジェクト開始
1979年：System/38|System_38シリーズ発表
1988年：System/36とSystem/38|System_38を統合し、AS/400シリーズ発表
2000年：AS/400がeServer iSeriesに改称
2006年：eServer iSeriesがSystem iに改称
System p 系統
1986年：RT PC発表
1990年：RS/6000シリーズ発表
2000年：RS/6000がeServer pSeriesに改称
2006年：eServer pSeriesがSystem pに改称
2008年、System iとSystem pが統合され、Power Systemsが発表されました（米国は4月2日、日本は4月9日）。
Power Systems以前から、System iはPOWERプロセッサを使用し、LPARなどの仮想化技術を共有していました。また、本来のi5/OSに加えてAIXやLinuxなどのオペレーティングシステムも同時稼働できていました。Power Systemsの登場により、これらのシリーズのブランド名称が統合されました。
参照
関連項目
IBM Systems
IBM Z（メインフレーム）
IBM Storage（ストレージ）
AIX
IBM i
Linux on IBM Power
SAP HANA
外部リンク
IBM Power - 日本 | IBM 公式ウェブサイト
IBM プレスリリース・Power Systemsの発表
IBM i - 統合オペレーティング環境
SAP HANA用インフラストラクチャー
* IBM Systems Japan Blog : IBM Power Systems カテゴリー
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