U1 (携帯電話)

BRAVIA Phone U1（ブラビアフォン ユーワン）は、ソニー・エリクソン・モバイルコミュニケーションズ（現：ソニーモバイルコミュニケーションズ）が日本国内向けに開発し、KDDIおよび沖縄セルラー電話からauブランドで発売されたCDMA 1X WIN対応の携帯電話です。製造型番はSOY02です。

概要

この機種は、au向けの携帯電話としては初めて「BRAVIA」の名を冠した端末であり、ソニー・エリクソン製としては2008年のNTTドコモ向け「SO906i」以来のBRAVIAブランドとなります。また、au向けの携帯電話として初の防水性能（IPX5／IPX7等級）を備えており、ソニー・エリクソン製端末としては2006年のNTTドコモ向け「SO902iWP+」以来の防水対応機種となります。

沿革

2009年9月1日：電気通信端末機器審査協会（JATE）の認定を取得。
2009年10月19日：KDDIおよびソニー・エリクソン・モバイルコミュニケーションズ（当時）より公式発表。
2009年12月1日：全国で一斉発売。
2010年8月：販売終了。

主な機能・対応サービス

防水機能（IPX5／IPX7等級）：水濡れによる故障のリスクを軽減。
「お出かけ転送」対応：ソニー製Blu-ray Discレコーダーで録画した番組を本機に転送して視聴可能。

不具合および新機能の追加

2010年1月8日：ソフトウェアアップデートにより、本体を開いた際にディスプレイが正しく表示されない不具合を修正。
2010年6月24日：ソフトウェアアップデートにより、宅内用小型基地局「auフェムトセル」に対応。

関連項目

BRAVIA：ソニーの映像技術ブランド。
BRAVIA Phone：BRAVIAブランドを冠した携帯電話シリーズ。
S004：BRAVIA Phone U1の後継機種。
S007：BRAVIA Phone U1の後継となる二軸型機種。
URBANO BARONE（SOY03）：BRAVIA Phone U1と実質的な兄弟機種。
W64S：BRAVIA Phone U1のデザインコンセプトの参考となった機種。
小栗旬：CMイメージキャラクターであり、彼が出演するドラマ「東京DOGS」でも本機が使用された。
G-BOOK mX：対応するカーナビゲーションシステム。

外部リンク

BRAVIA Phone U1（Sony Ericsson）
BRAVIA Phone U1（au） - ウェイバックマシン（2009年10月22日アーカイブ分）

注

BRAVIA Phone U1は、ソニーの映像技術と携帯電話の機能を融合させたモデルとして、当時のユーザーから高い関心を集めました。防水機能やお出かけ転送機能は、当時の携帯電話としては先進的な機能であり、利便性の向上に貢献しました。また、小栗旬氏をCMキャラクターに起用することで、幅広い層にアピールしました。

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