W63SA

W63SAについて

W63SAは、三洋電機（大阪）が開発し、京セラが日本国内向けに製造した、auブランドのCDMA 1X WIN対応携帯電話です。W52SAの後継機種であり、デザインはW33SAに近いものとなっています。WIN機種としては初の国際ローミング（グローバルパスポートCDMA）に対応した点が大きな特徴です。

主な特徴

機能面では、W54SAからEZ FeliCaが省略されたものの、カメラの画素数以外はほぼ同じ性能を持っています。しかし、W54SAやW61SAでは省略されていたICレコーダー機能が復活しました。また、SAブランドのKCP+機としては初の折りたたみ2軸式を採用し、デザイン面でも新たな試みがなされました。

開発と発売の経緯

• - 2008年6月3日：KDDIおよび京セラより公式発表。
• - 2008年7月4日：全国で一斉発売。
• - 2008年12月：レンタル機を除き販売終了。
• - 2009年12月：レンタル機の供給終了。
• - 2012年7月22日：L800MHz帯エリアでのサービス停波に伴い、N800MHz帯および2GHz帯エリアでの利用に移行。

対応サービス

W63SAは、以下の様々なサービスに対応していました。

• - au Smart Sports
• - オーディオ機器連携
• - au LISTEN MOBILE SERVICE（IrSimple'>[LISMO]]ビデオクリップ・LISMO VIDEO対応）
• - EZナビウォーク（声de入力・3D対応）
• - EZ助手席ナビ
• - ナカチェン
• - 安心ナビ
• - 災害時ナビ
• - 緊急通報位置通知
• - EZチャンネルプラス
• - 赤外線通信]
• - [[EZケータイアレンジ
• - EZアプリ Full Game!
• - PCサイトビューアー
• - PCドキュメントビューアー
• - EZアプリ (BREW)（オープンアプリプレイヤー対応）
• - プリセットアプリとしてハドソンの『ボンバーマン復刻版』を搭載。
• - デコレーションメール
• - 絵しゃべりメール
• - ラッピングメール
• - テレビ電話

不具合と修正

発売後、いくつかの不具合が確認され、ケータイアップデートにより修正が行われました。

2008年7月25日修正内容

• - EZwebの接続やEメールの通信に失敗する場合がある。
• - 待受画面に設定していない時計やカレンダーが表示される場合がある。
• - Eメール・Cメール・緊急地震速報の受信音鳴動中に、キーを押下すると電源がリセットする場合がある。

2008年8月29日修正内容

• - 稀にケータイサイトの会員登録や登録済サイトへの接続ができない場合がある。

2008年10月24日修正内容

• - 2画面状態でケータイサイトのページ更新を行うと、電源のリセットやキー操作を受付けない状態になる場合がある。
• - 会員登録済の特定サイトにおいて、初期値が入力項目に表示されない場合がある。

2009年5月27日修正内容

• - EZweb利用中に電源のリセットやキー操作を受付けない状態になる場合がある。
• - Eメール受信時に何れかのキーを押下すると、電源がリセットする場合がある。
• - ムービーを早送りすると、キー操作を受付けない状態になる場合がある。

関連項目

• - 携帯電話
• - au
• - 京セラ
• - CDMA 1X WIN
• - KCP+
• - W64SA: 同時発表されたW63SAの兄弟機。
• - プラスティックローミング: グローバルパスポートGSMのみ対応機種でCDMAローミングが必要な場合や、ローミング非対応機種利用者が海外（主に韓国）で使用する際のレンタル機として本機が利用された。

外部リンク

• - W63SA (au) - ウェイバックマシン（2009年5月29日アーカイブ分）

もう一度検索