広尾駅

広尾駅 (H03)

広尾駅は、東京都港区南麻布五丁目に位置する東京地下鉄（東京メトロ）日比谷線の駅です。駅番号はH 03。

駅のローマ字表記は、帝都高速度交通営団（営団地下鉄）時代から変わらず「Hiro-o」が用いられています。

駅名となっている「広尾」は、渋谷区の地名として知られていますが、駅自体は港区に所在します。ただし、「広尾」という広域地名としては、渋谷区と港区にまたがっています。

歴史

1964年（昭和39年）3月25日：開業。
2004年（平成16年）4月1日：帝都高速度交通営団（営団地下鉄）民営化に伴い、東京地下鉄（東京メトロ）に継承。
2007年（平成19年）3月18日：ICカード「PASMO」の利用が可能に。
2016年（平成28年）4月1日：北千住方面のコンコースに4番出入口を新設。
2020年（令和2年）2月7日：発車メロディを導入。

駅構造

相対式ホーム2面2線を有する地下駅です。2016年4月には4番出入口が新設され、エレベーターも設置されました。トイレは3・4番出入口側の改札内にあります。恵比寿駅寄りには、両ホームを結ぶ連絡通路が設けられています。

六本木駅寄りには留置線（旧・千住検車区広尾出張所）があり、早朝には当駅始発の中目黒行き、深夜には中目黒始発の当駅終着の列車が設定されています。地下1階から留置線への連絡通路がありました。

のりば

ホーム	路線	行き先
-	----	----
1	日比谷線	中目黒方面
2	日比谷線	北千住、東武動物公園方面

座席指定列車「THライナー」は、久喜方面からの列車のみ停車し、乗降の際は座席指定券は不要です。

発車メロディ

2020年2月7日より、スイッチ制作の発車メロディが使用されています。

1番線：「昼下がりのテラス」（塩塚博作曲）
2番線：「希望の地へ」（松澤健作曲）

利用状況

2023年度の1日平均乗降人員は56,837人で、東京メトロ全130駅中64位です。

駅周辺

駅周辺には広尾通り商店街が広がり、多くの商店が軒を連ねています。大使館や学校が多く、国際色豊かなエリアです。

主な施設

1番出入口
駐日ドイツ大使館
駐日フランス大使館
アンスティチュ・フランセ日本
駐日フィンランド大使館
有栖川宮記念公園
東京都立中央図書館
ナショナル麻布スーパーマーケット
2番出入口
聖心女子学院
聖心女子大学
聖心インターナショナルスクール
広尾商店街（広尾散歩通り）
広尾プラザ
明治屋広尾ストアー
3・4番出入口
駐日スイス大使館
日本赤十字看護大学
聖心女子大学
広尾学園中学校・高等学校
東京女学館中学校・高等学校
広尾ガーデンヒルズ

バス路線

広尾駅前（広尾橋）には都営バスが乗り入れています。

黒77系統：目黒駅前行 / 千駄ヶ谷駅前行
橋86系統：目黒駅前行 / 新橋駅前行・赤羽橋駅前行・東京タワー行
品97系統：新宿駅西口行・青山一丁目駅前行 / 品川駅高輪口行

隣の駅

東京メトロ日比谷線：恵比寿駅 (H 02) - 広尾駅 (H 03) - 六本木駅 (H 04)

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