ボビー・ダンカン・ジュニア

ボビー・ダンカン・ジュニア

ボビー・ダンカン・ジュニア（Bobby Duncum, Jr.、1965年8月26日 - 2000年1月24日）は、アメリカ合衆国テキサス州オースティン出身のプロレスラー。

父ボビー・ダンカンもプロレスラーであり、親子二代でカウボーイギミックの大型ラフファイターとして活躍。1990年代には全日本プロレスやWCWでその名を馳せました。

来歴

テキサス大学オースティン校ではカレッジフットボール選手として活躍。1989年に地元テキサス州ダラスでプロレスラーとしてデビューしました。

1992年下期には、ダラスのインディー団体GWF（グローバル・レスリング・フェデレーション）にて、ジョン・ホークとの大型カウボーイ・コンビ、ザ・テキサス・ムスタングス（The Texas Mustangs）を結成。同年11月27日には、ブラック・バート&ジョニー・マンテルからGWFタッグ王座を奪取しました。1993年5月には、当時GWFとの提携ルートを持っていた日本のプロレス団体NOWに初来日を果たします。

1995年5月、全日本プロレスに初参戦。以降、全日本の常連外国人選手として活躍しました。かつて父ボビー・ダンカンとタッグを組んだことのあるスタン・ハンセンのタッグパートナーにも起用され、1997年の世界最強タッグ決定リーグ戦にはハンセンとのコンビで出場しています。全日本プロレス参戦と並行して、アメリカではECWにも単発出場。ボールズ・マホーニー、トミー・ドリーマー、バンバン・ビガロ、サブゥー、ロブ・ヴァン・ダム、アル・スノー、スーパー・ノヴァ、ダグ・ファーナス、スパイク・ダッドリー、マイキー・ウィップレック、フル・ブラッデッド・イタリアンズなど、数々の強豪レスラーと対戦しました。

1998年11月には、ベビーフェイスのポジションでWCWに参戦。同月16日のマンデー・ナイトロにおけるデビュー戦で、クリス・ジェリコのWCW世界TV王座に挑戦し、カウントアウト勝ちを収めました（王座は移動せず）。以降、ジェリコと抗争を展開。1999年にはヒールに転向し、カート・ヘニング、バリー・ウインダム、ケンドール・ウインダムとのカウボーイ・ユニット、ウエスト・テキサス・レッドネックス（The West Texas Rednecks）で活動。フィルシー・アニマルズ（コナン、エディ・ゲレロ、レイ・ミステリオ・ジュニア、ビリー・キッドマン）やレボリューション（クリス・ベノワ、シェーン・ダグラス、ディーン・マレンコ、ペリー・サターン）と軍団抗争を繰り広げました。

1999年秋から回旋筋腱板の手術のため欠場していましたが、翌2000年1月24日、鎮痛剤の過量投与により死去。34歳という若さでした。

得意技

ブルドッギング・ヘッドロック
ラリアット
フルネルソン・スラム
ダイビング・エルボー・ドロップ

獲得タイトル

GWFタッグ王座：1回（w / ジョニー・ホーク）

外部リンク

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* Profile at Wrestlingdata

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