山口又宏

山口又宏について

山口又宏（やまぐち またひろ）氏は、1953年（昭和28年）に生まれた日本の外交官です。長野県のご出身で、小諸商業高等学校を経て、明治大学政治経済学部を卒業されました。1978年に外務省に入省し、外交官としてのキャリアをスタートさせました。

キャリア

山口氏は、在外公館での勤務経験が豊富で、エジプト、スーダン、ニュージーランド、イスラエル、シンガポールなど、様々な国で外交官として活躍しました。本省では、日米安全保障課沖縄担当、経済協力局技術協力課青年海外協力隊事業担当、中東アフリカ局中東第二課（サウジ担当）、領事局邦人安全課（緊急事態担当）など、多岐にわたる部署で重要な役割を担いました。

2010年には、本省国際協力局民間援助連携室長に就任し、国際協力の分野で手腕を発揮しました。その後、2013年にはジッダ総領事を務め、中東地域における日本のプレゼンス強化に貢献しました。2016年からは、レバノン駐箚特命全権大使として、日本とレバノンの友好関係促進に尽力されました。

同期入省の外交官

山口氏の同期には、以下のような著名な外交官がいます。

宮家邦彦（キヤノングローバル戦略研究所研究主幹、立命館大学客員教授）
新井勉（元駐カメルーン大使）
小井沼紀芳（元駐ザンビア大使）
大嶋英一（元駐フィジー大使）
辻優（元駐オランダ大使、元駐クロアチア大使）
水上正史（元駐アルゼンチン大使、元外務省中南米局長）
菅沼健一（元駐ブルネイ大使、元駐ジュネーブ日本政府代表部大使）
猪俣弘司（元駐パキスタン大使、元駐サンフランシスコ総領事）
貝谷俊男（元駐グルジア大使）
二石昌人（元駐ブルキナファソ大使）
篠原守（元駐コスタリカ大使）
松富重夫（元駐イスラエル大使、元外務省国際情報統括官、元外務省中東アフリカ局長）
梅田邦夫（元駐ブラジル大使）
草賀純男（元ニューヨーク総領事）
軽部洋（元駐コンゴ民主共和国大使）
黒田瑞大（元外交史料館館長代理、板堂研究所主幹）

これらの同期の方々も、それぞれの分野で日本外交に大きく貢献しており、山口氏を含め、彼らの活躍は日本の外交史に深く刻まれています。

リンク

* レバノンはどんな国（一般社団法人霞関会）

山口又宏氏は、長年の外交官としての経験と知識を活かし、国際社会における日本のプレゼンス向上に大きく貢献された人物であると言えるでしょう。

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