庄司隆一

庄司隆一

庄司隆一は、日本の外交官であり、教育者です。東京大学法学部を卒業後、外務省に入省し、外交官としてのキャリアをスタートさせました。その後、スウェーデンやストラスブールでの勤務を経て、九州大学大学院教授や人事院公務員研修所副所長として、後進の育成にも尽力しました。

経歴

1975年：東京大学法学部卒業、外務省入省
2001年：在スウェーデン日本大使館公使
2004年：ストラスブール総領事（欧州会議担当大使）
2007年：九州大学大学院法学研究科教授
2009年：人事院公務員研修所副所長
2011年：駐ナイジェリア特命全権大使、西アフリカ諸国経済共同体常駐代表兼任
2015年：防衛大学校防衛学教育学群国防論教育室教授、防衛大学校総合情報図書館グローバルセキュリティセンター研究部門長

ナイジェリア大使として

2011年、庄司隆一は駐ナイジェリア特命全権大使に任命され、西アフリカ諸国経済共同体常駐代表も兼任しました。大使在任中には、ユニセフとの間で6億円の無償資金協力小児感染症予防計画を締結するなど、ナイジェリアの発展に貢献しました。

教育者として

外交官としてのキャリアに加え、庄司隆一は教育者としても活躍しました。九州大学大学院教授として法学研究に携わるとともに、人事院公務員研修所では、次世代の行政官の育成に貢献しました。防衛大学校においては、国防論教育室教授として、地域研究（アフリカ）や専門書原書講読を担当し、学生たちの知識と視野を広げることに尽力しました。

同期入省者

庄司隆一と同期で外務省に入省した人物には、以下のような外交官がいます。

河相周夫（外務事務次官、内閣官房副長官補）
別所浩郎（駐韓大使、外務審議官）
奥田紀宏（駐カナダ大使、駐エジプト大使、国連次席大使）
谷崎泰明（外務省研修所長、駐ベトナム大使）
三輪昭（関西担当大使、駐ブラジル大使、駐ポルトガル大使）
鈴木庸一（駐フランス大使、駐シンガポール大使）
持田繁（国連事務総長副特別代表）
門司健次郎（ユネスコ代表部大使、駐カタール大使）
渥美千尋（駐アイルランド大使、駐パキスタン大使）
山口寿男（駐ノルウェー大使、駐イラク大使）
岸野博之（駐ラオス大使、駐エチオピア大使）
水城幾雄（駐パナマ大使）
江川明夫（駐スロバキア大使、駐ザンビア大使）
竹内春久（駐シンガポール大使、駐沖縄担当大使、駐イスラエル大使）
森元誠二（駐スウェーデン大使、駐オマーン大使）
西林万寿夫（駐ギリシャ大使、兼北極担当大使、文化交流担当大使、駐キューバ大使）
蒲原正義（駐カザフスタン大使、査察担当大使、駐グルジア大使）
篠塚保（国際テロ対策・組織犯罪対策協力担当兼サイバー政策担当大使、駐バングラデシュ大使）
小林祐武（外務省経済局総務参事官室課長補佐）
椿秀洋（駐ボリビア大使）
清水武則（駐モンゴル大使）
隈丸優次（駐カンボジア大使）
藤田順三（駐ウガンダ大使）
丸尾眞（科学技術協力担当大使、駐キルギス大使）
名井良三（駐アンゴラ大使）
福田米蔵（駐ジンバブエ大使）
大部一秋（駐ウルグアイ大使）

庄司隆一は、外交官として国際社会で活躍する傍ら、教育者として後進の育成にも尽力した人物です。その幅広い経験と知識は、日本の外交と教育に大きく貢献しました。

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