谷崎泰明

谷﨑泰明について

谷﨑泰明氏は、1951年10月20日に東京都で生まれた日本の外交官です。東京大学法学部を卒業後、1975年に外務省に入省しました。ドイツ語研修を経て、アジア局南西アジア課長、経済協力局有償資金協力課長、欧亜局西欧第一課長などを歴任し、その後、在ドイツ日本国大使館公使を務めました。

2001年には外務省大臣官房総務課長に就任し、外務省機密費流用事件の調査を担当しました。その後、大臣官房審議官兼欧州局、大臣官房審議官（総括担当）を経て、2005年からは外務省領事局長、2008年からは外務省欧州局長を務めました。2010年には駐ベトナム特命全権大使に任命され、ベトナム赤門会の名誉会長も務めました。

2013年10月からは外務省研修所長となり、外交官の育成に尽力しました。2014年8月には駐インドネシア特命全権大使に任命され、インドネシアとの関係強化に貢献しました。2017年6月19日からは、日本台湾交流協会理事長に就任し、日本と台湾の関係発展に尽力しています。

主な役職

1992年7月：アジア局南西アジア課長
1994年8月：経済協力局有償資金協力課長
1996年7月：欧亜局西欧第一課長
1998年8月：在ドイツ日本国大使館公使
2001年2月：外務省大臣官房総務課長
2003年5月：大臣官房審議官兼欧州局
2004年7月：外務省大臣官房審議官（総括担当）
2005年8月：外務省領事局長
2008年7月：外務省欧州局長
2010年：駐ベトナム特命全権大使、ベトナム赤門会名誉会長
2013年10月：外務省研修所長
2014年8月：駐インドネシア特命全権大使
2017年6月：日本台湾交流協会理事長

同期入省の主な人物

谷﨑氏と同期には、以下のような著名な外交官がいます。

河相周夫（元外務事務次官、元内閣官房副長官補）
別所浩郎（元駐韓大使、元外務[[審議官]]）
奥田紀宏（元駐カナダ大使、元駐エジプト大使、元国連次席大使）
三輪昭（元関西担当大使、元駐ブラジル大使、元駐ポルトガル大使）
鈴木庸一（元駐フランス大使、元駐シンガポール大使）
持田繁（元国連事務総長副特別代表）
門司健次郎（元ユネスコ代表部大使、元駐カタール大使）
渥美千尋（元駐アイルランド大使、元駐パキスタン大使）
山口寿男（元駐ノルウェー大使、元駐イラク大使）
岸野博之（元駐ラオス大使、元駐エチオピア大使）
水城幾雄（元駐パナマ大使）
江川明夫（元駐スロバキア大使、元駐ザンビア大使）
竹内春久（元駐シンガポール大使、元駐沖縄担当大使、元駐イスラエル大使）
西林万寿夫（元駐ギリシャ大使、元兼北極担当大使、元文化交流担当大使、元駐キューバ大使）
篠塚保（元国際テロ対策・組織犯罪対策協力担当兼サイバー政策担当大使、元駐バングラデシュ大使）
蒲原正義（元駐カザフスタン大使、元査察担当大使、元駐グルジア大使）
森元誠二（元駐スウェーデン大使、元駐オマーン大使）
小林祐武（元外務省経済局総務参事官室課長補佐）
椿秀洋（元駐ボリビア大使）
庄司隆一（元駐ナイジェリア大使）
清水武則（元駐モンゴル大使）
福田米蔵（元駐ジンバブエ大使）
隈丸優次（元駐カンボジア大使）
藤田順三（元駐ウガンダ大使）
丸尾眞（元科学技術協力担当大使、元駐キルギス大使）
名井良三（元駐アンゴラ大使）
大部一秋（元駐ウルグアイ大使）

著作

谷﨑氏は、外交に関する著作も発表しています。

「わが国の技術協力と道路分野での協力 (道路整備と各省庁の所管行政とのかかわり<特集>)」 道路. (通号 535) [1985.09]
「「文化外交」が目覚めるとき--欧州をめぐる大型文化事業の隆盛 (特集 躍動する欧州の時代)」 外交フォーラム. 11(5) [1998.05]
「拡大・変化するEUに注目を--来年〔2005年〕1月から市民交流」 外交. 20(1) (通号 115) [2004.Spr.]
「多様化する危機にいかに対処するか--官民による危機管理強化を目指して (特集 海外を安全に歩くために)」 外交フォーラム. 19(4) (通号 213) [2006.4]



谷﨑泰明氏は、長年にわたり日本の外交に貢献してきた人物であり、その経験と知識は、国際社会における日本の立場を強化する上で重要な役割を果たしています。

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