村林弘文

村林弘文（むらばやし ひろふみ）氏は、日本の外交官であり、三重県伊勢市のご出身です。

1983年に外務省に入省されました。名古屋大学をご卒業後、ボストンでの在外研修を経験され、その後、外務本省では北米局に勤務されました。また、在ニューヨーク総領事館、在ポートランド総領事館をはじめ、フィリピン、パキスタン、ハンガリー、トリニダード・トバゴ、イエメン、オマーン、アルバニア、マラウイといった数多くの在外公館で勤務されました。これらの経験を通じて、国際情勢に対する深い理解と幅広い知識を培ってこられました。

外務省本省では、研修所指導官や総合外交政策局国際機関人事センター室長を歴任されました。長年の外交官としての経験と、人材育成にも尽力された経験は、その後の活躍の基盤となっています。

2021年11月からは、在ヒューストン日本国総領事としてご活躍されています。テキサス州を中心とする地域における日本とアメリカの関係強化に貢献されています。

村林氏の同期には、多数の大使がいます。具体的には、相川一俊氏（23年EU大使、20年イラン大使）、相星孝一氏（21年韓国大使、18年イスラエル大使、14年ASEAN大使）、尾池厚之氏（23年ジュネーブ代表部大使、20年ユネスコ大使）、小笠原一郎氏（19年軍縮会議大使、16年マダガスカル大使）、奥山爾朗氏（22年ヨルダン大使）、片山和之氏（23年日本台湾交流協会台北事務所長、20年ペルー大使）、金杉憲治氏（23年中国大使）、杵渕正巳氏（22年ボスニアヘルツェビナ大使、20年東ティモール大使）、木村元氏（20年モザンビーク大使）、新美潤氏（22年OECD大使）、丸山則夫氏（22年アイルランド大使）、水内龍太氏（22年オーストリア大使、20年ザンビア大使）、水鳥真美氏（18年国連事務総長特別代表）、道上尚史氏（23年ブルガリア大使、21年ミクロネシア連邦大使）、南博氏（22年オランダ大使）、宮原信孝氏（18年笹川平和財団研究員）、森健良氏（21年外務事務次官）、山﨑和之氏（23年国連大使）、山田滝雄氏（20年ベトナム大使、17年ユネスコ大使、10年ASEAN大使）、山本広行氏（23年ベラルーシ大使、20年トルクメニスタン大使）、和田充広氏（21年パキスタン大使）など、各方面で活躍されています。

村林弘文氏は、長年の外交官としての経験を通じて、国際社会における日本のプレゼンス向上に大きく貢献されていると言えるでしょう。

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