江戸川橋駅

江戸川橋駅について

江戸川橋駅は、東京都文京区関口一丁目に位置する東京メトロ有楽町線の駅です。駅番号はY12で、都心へのアクセスが便利な駅として利用されています。

歴史

1974年10月30日に開業しました。開業当初から自動券売機では磁気化券が発売されていました。2004年4月1日に営団地下鉄の民営化に伴い、東京メトロに継承されました。2007年3月18日にはICカード「PASMO」が利用可能となり、2011年8月13日にはホームドアが設置されました。

駅名の由来

駅名は、駅付近の神田川に架かる目白通りの橋梁「江戸川橋」に由来します。この橋の名前は、かつてこの地を走っていた都電の停留所名がそのまま使われました。「江戸川」とは、利根川水系の江戸川ではなく、神田川の中流部分の古い名称です。かつてこの地域は桜や蛍の名所として知られていましたが、1970年に河川名が神田川に統一され、「江戸川」という名称は姿を消しました。しかし、現在でも駅名や付近の小学校、公園などにその名が残っています。

駅構造

島式ホーム1面2線を有する地下駅です。改札階とホーム階、改札階と地上出口を結ぶエレベーターがそれぞれ設置されています。トイレは地下1階改札外にあり、2006年には多機能トイレも設置されました。2005年にはホーム外壁が改修され、駅名標も新しいデザインに変更されました。

ホームは、神田川や分水路、首都高速5号池袋線の橋脚といった地形的な制約によりS字カーブ上に位置しており、見通しが悪いため、安全確保のためホームの中ほどに駅員が配置されています。

のりば

1番線：有楽町線　新木場方面
2番線：有楽町線　池袋・和光市方面

発車メロディ

2011年8月13日から、スイッチ制作の発車メロディが使用されています。1番線は「星の舞踏会」、2番線は「風香る駅」です。

利用状況

2023年度の1日平均乗降人員は48,975人で、東京メトロ全130駅中75位です。

駅周辺

駅周辺には、以下の施設があります。

東京都立新宿山吹高等学校
獨協中学校・高等学校
文京区立水道端図書館
文京区立目白台図書館
文京水道郵便局
文京関口一郵便局
神田川
江戸川橋（駅名の由来となった橋梁）
椿山荘
ホテル椿山荘東京
トッパン小石川ビル
印刷博物館
トッパンホール
鳩山会館
文京区立江戸川公園
肥後細川庭園（旧称：新江戸川公園）
関口芭蕉庵
永青文庫
和敬塾
蕉雨園（旧田中光顕伯爵邸）
神楽坂駅
早稲田出口 - 首都高速5号池袋線
江戸川橋通り
目白通り・新目白通り
東京カテドラル聖マリア大聖堂
妙足院
キングレコード 本社
トーハン 本社
テントセント 本社
鳥羽洋行 本社
主婦の友社 本社
自由法曹団 本部
関口フランスパン（フランスパン日本発祥の地）
地蔵通り商店街

バス路線

最寄りの停留所は、都営バスの「江戸川橋」と日立自動車交通の「江戸川橋駅」です。

都営バス
上58：上野松坂屋行 / 早稲田行
白61：新宿駅西口行 / 練馬車庫・練馬駅行
飯64：九段下行 / 小滝橋車庫行
上69：春日駅・上野公園行 / 小滝橋車庫行
日立自動車交通
Bーぐる 目白台・小日向ルート：椿山荘・護国寺駅・茗荷谷駅方面 文京シビックセンター行

隣の駅

東京メトロ有楽町線

護国寺駅 (Y11) - 江戸川橋駅 (Y12) - 飯田橋駅 (Y13)



この情報が、江戸川橋駅に関する理解の一助となれば幸いです。

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