飯塚駐屯地

飯塚駐屯地について

飯塚駐屯地は、福岡県飯塚市津島に位置する陸上自衛隊の駐屯地です。この駐屯地は、第2高射特科団などの部隊が駐屯しており、地域の防衛において重要な役割を担っています。

概要

駐屯地の司令は、第2高射特科団長が兼務しており、施設は第5施設団によって建設されました。また、近隣には西山訓練場があり、訓練環境も整っています。

沿革

飯塚駐屯地の歴史は、1966年（昭和41年）2月21日に開設されたことに始まります。開設当初は、第2施設群本部が小郡[[駐屯地]]から移駐し、その他の部隊も小倉[[駐屯地]]や玖珠[[駐屯地]]から移ってきました。その後、幾多の部隊改編や移駐を経て現在に至ります。

1966年（昭和41年）2月21日：飯塚駐屯地開設。第2施設群本部などが移駐。
1970年（昭和45年）8月5日：第116特科大隊が東千歳[[駐屯地]]から移駐。
1971年（昭和46年）3月24日：第114特科大隊、第116特科大隊が廃止。
1971年（昭和46年）3月25日：第3高射特科群が新編。
1973年（昭和48年）8月1日：第2高射団が新編。第2施設群が再編。
1976年（昭和51年）8月20日：第2高射特科団に称号変更。
1978年（昭和53年）11月8日：第304無線誘導機隊が移駐。
2000年（平成12年）3月28日：第304坑道中隊が新編。
2003年（平成15年）3月27日：第2施設群が機能別中隊に改編。
2010年（平成22年）3月26日：西部方面無人偵察機隊が新編。
2015年（平成27年）3月26日：第422会計隊が廃止、第366会計隊飯塚派遣隊が配置。
2019年（平成31年）3月26日：第344高射中隊が奄美[[駐屯地]]に移駐。
2024年（令和6年）3月20日:第2施設群第304坑道中隊を廃止。

駐屯部隊

現在の飯塚駐屯地には、以下のような部隊・機関が駐屯しています。

西部方面隊隷下部隊・機関
第2高射特科団
第2高射特科団本部
第2高射特科団本部付隊
第3高射特科群（第344高射中隊を除く）
第304無線誘導機隊
第5施設団
第2施設群（第368施設中隊を除く）
西部方面後方支援隊
第102高射直接支援大隊
第103施設直接支援大隊
西部方面情報隊
西部方面無人偵察機隊
西部方面システム通信群
第102基地システム通信大隊
第304基地通信中隊
西部方面会計隊
第366会計隊
防衛大臣直轄部隊
警務隊
西部方面警務隊
第134地区警務隊
共同の機関
自衛隊福岡地方協力本部
筑豊援護センター

最寄りの幹線交通

飯塚駐屯地は、交通アクセスも良好です。

高速道路：九州自動車道若宮IC/福岡IC
一般道：国道200号、国道201号、国道211号など
鉄道：JR九州筑豊本線/後藤寺線新飯塚駅
港湾：博多港、北九州港など
飛行場：福岡空港、築城飛行場、芦屋飛行場など

これらの交通網は、駐屯地の活動を円滑に進める上で重要な役割を果たしています。

まとめ

飯塚駐屯地は、開設から現在に至るまで、多くの部隊の移駐や改編を経験しながら、地域防衛の中核を担ってきました。現在では、西部方面隊の重要な拠点として、様々な部隊が駐屯しており、その活動は地域の安全に大きく貢献しています。

外部リンク

飯塚駐屯地
* 陸上自衛隊飯塚駐屯地 (@JGSDF_IIZUKA) - Twitter

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