高田 (柏市)

千葉県柏市高田の概要

高田（たかた、たかだ）は、千葉県柏市に存在する町名であり、丁番を持たない単独の町名です。郵便番号は277-0861です。

地理

高田は、大堀川の北岸に位置し、南に向かって緩やかに傾斜しています。北側はかつて小金牧の一部である高田台牧でした。周辺は、十余二、松ケ崎、篠籠田、流山市駒木と隣接しており、松ケ崎と十余二の飛び地を囲むように位置しています。北部は柏機械金属工業団地を形成しており、川岸工業千葉第一工場などの施設があります。また、大堀川沿いには畑が広がっています。

河川

大堀川

歴史

江戸時代まで、高田は下総国葛飾郡に属していました。本土寺の過去帳には、応仁3年（1469年）に高田という注記が確認でき、文明年間には高田道胤入道という人物や境根原合戦で戦死した匝瑳姓の人物に関する記録が見られます。江戸時代初期には旗本領でしたが、元禄11年（1698年）には舟戸藩領（藩主は本多正永）となり、この頃、上高田村と下高田村に分かれていました。その後、本多家が領主として続き、元禄16年（1703年）に沼田藩領、享保15年（1730年）から田中藩領となっています。

慶応4年（1868年）には、田中藩主本多正訥が安房国に移された際に藩領の再編が行われ、下総知県事領となりました。明治2年（1869年）には葛飾県所属、明治4年（1871年）には印旛県所属、明治6年（1873年）からは千葉県所属となりました。1878年に葛飾郡が分割され、東葛飾郡に所属。1889年には千代田村の大字となり、1926年に柏町、1954年には東葛市に所属しましたが、同年に東葛市は柏市に改称されました。

世帯数と人口

2017年（平成29年）10月31日現在の世帯数と人口は以下の通りです。具体的な数値は原文をご参照ください。

小・中学校の学区

市立小・中学校に通う場合、学区は以下の通りとなります。詳細については柏市教育委員会にご確認ください。

交通

鉄道駅は存在しませんが、東武バスの路線が高田と柏駅、柏の葉キャンパス駅を結んでいます。西端の梅林地区からは、東武野田線豊四季駅まで徒歩20分程度でアクセス可能です。道路については、千葉県道・茨城県道46号野田牛久線が近くを通っています。

施設

高田には、以下の施設があります。

柏市浄水センター
柏市立図書館高田分館
高田団地町会集会所
柏市立柏第五中学校
柏市立高田小学校
大堀川リバーサイドパーク
複数の公園（高田第一公園～高田第五公園、高田子供の遊び場、高田三勢第一公園、高田野鳥公園、梅林第四公園、梅林第五公園、西下ノ台第一公園、東下ノ台第一公園、東下ノ台第二公園）
高田緑地
勝橋緑地（一部）
聖徳寺
満徳寺
熊野神社

関連項目

高田 (曖昧さ回避)

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