D505iS

mova [D505i]]Sは、三菱電機が開発し、NTTドコモから発売された第二世代携帯電話][[端末です。505iSシリーズの先駆けとして登場し、シリーズの中で最も軽量な113gを実現しました。

デザインと基本機能

デザインは、前モデルのD505iをベースにしつつも、外観はD252iに似た印象に変わりました。これにより、新鮮な印象を与えています。基本的な機能はD505iを踏襲していますが、カメラ機能が大幅に進化しました。具体的には、画素数が向上し、新たに動画撮影とQRコード認識に対応しました。動画は最大15秒、フレームレート5fpsでメモリースティックDuoに記録することが可能です。また、505iSシリーズ共通機能として、メニューアイコンのダウンロードやチャットメールにも対応しています。

着信メロディは48和音に対応し、豊富なサウンドを楽しめます。内蔵iアプリには、「絵文字メール」、「どこでもチョコボ2 前編」、「珍さんのTVリモコン」、「iアニメっちゃメーラーDX」、「iメロディダウンローダー」といった、当時のユーザーを楽しませるアプリがプリインストールされていました。

D505iからの変更点

前モデルであるD505iからの主な変更点は以下の通りです。

カメラ性能の向上: カメラの画素数が100万画素(記録200万画素)のスーパーCCDハニカムにアップグレードされました。これにより、より高画質で鮮明な写真撮影が可能になりました。さらに、22種類の撮影モードが追加され、様々なシーンに応じた撮影が楽しめます。
動画機能の追加: これまで静止画のみだったカメラ機能に動画撮影機能が追加されました。これにより、動く映像を記録し、より表現豊かなコミュニケーションが可能になりました。
バックアップデータの直接操作: 予めメモリースティックDuoにバックアップした電話帳などのデータを、端末から直接操作できる様になりました。これにより、データの管理や復元がより便利になりました。
バーコードリーダ機能の追加: バーコードを読み取る機能が新たに追加され、商品情報やURLを簡単に取得できるようになりました。

メーカーによる宣伝

D505iに引き続き、俳優の金城武氏がイメージキャラクターを務めました。「横撮りは200万画素へ」というキャッチコピーで、カメラ機能の進化をアピールしました。この宣伝は、当時のユーザーに大きなインパクトを与えました。

歴史

2003年10月21日: ドコモがD505iS、N505iS、P505iS、SO505iS、SH505iSの開発を発表。
2003年11月16日: 発売。
2012年3月31日: movaサービス終了に伴い、D505iSを含むmova端末は利用できなくなりました。

関連情報

D505iSに関連する情報は以下の通りです。

関連企業: NTTドコモ、三菱電機
関連機種: SH505iS, P505iS, N505iS, SO505iS, F505iGPS, D505i, D506i

外部リンク

より詳しい情報については、以下の外部リンクを参照してください。

ケータイ新製品 SHOW CASE NTTドコモ D505iS
* ITmedia +D Mobile 撮影モードが22種類～横撮りケータイ「D505iS」

mova D505iSは、当時の携帯電話技術の進化を象徴する一台であり、その多機能性とデザイン性で多くのユーザーに愛されました。

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