反町駅

反町駅 (たんまちえき)

反町駅は、神奈川県横浜市神奈川区上反町1丁目にある、東急電鉄東横線の駅です。駅番号はTY20です。

歴史

1926年（大正15年）2月14日に開業しました。
1960年（昭和35年）に駅舎が改築されました。
2004年（平成16年）1月31日には、横浜高速鉄道みなとみらい線との相互直通運転開始に伴い、地下化されました。
2006年（平成18年）3月28日には、新駅舎の使用が開始され、改札口や自動券売機の位置が一部変更されました。
2017年（平成29年）には、ホームドアが設置されました。

駅名の由来

駅名は、開業時に横浜市青木町字反町に所在していたことに由来します。「反町」の由来には諸説あり、「段町」から転訛した説、一反二反の「反」から来る説、またはこの地が数年毎に休耕していたため休耕地を「ソリ」と呼んでいたことから「ソリマチ = 反町」となったという説があります。

駅構造

島式ホーム1面2線を有する地下駅です。改札階は地上1階、プラットホームは地下4階にあり、エレベーターとエスカレーターで連絡しています。ホーム部分は新オーストリアトンネル工法（NATM）で建設されました。地下化当初から、駅施設はホームの10両化を見越した設計となっていますが、横浜寄りの2両分は非常用となっており、延長部は柵で封鎖され、ホームドアや壁面の仕上げも省略されています。

2004年の地下化までは、相対式ホーム2面2線を有する地上駅で、ホームの東白楽寄りは高架となっていました。
地上駅時代には、トイレが構内にはなく入口付近に設置されていましたが、2004年12月頃に1階改札内に新設されました。ユニバーサルデザインの一環として多機能トイレも設置されており、トイレ前にはベンチを備えた休憩スペースがあります。

のりば

東横線の各駅停車のみが停車します。

利用状況

2023年度の1日平均乗降人員は13,050人です。東横線の駅では最も乗降人員が少ないです。近年の一日平均乗降人員・乗車人員の推移は以下の通りです。

年度	1日平均乗降人員	1日平均乗車人員
-	--	----
2016年	12,534	6,236
2017年	12,645	6,312
2018年	13,068	6,475
2019年	13,155	6,524
2020年	11,505	5,712
2021年	12,300	6,113
2022年	12,604	6,251
2023年	13,050	6,465

駅周辺

駅周辺には、以下の施設があります。

国道1号（横浜新道）
京急本線 神奈川駅（徒歩5分）
JR京浜東北線・横浜線 東神奈川駅（徒歩15分）
京急本線 京急東神奈川駅（徒歩15分）
横浜市営地下鉄ブルーライン（3号線） 三ツ沢下町駅（徒歩10分）
横浜市神奈川区役所
横浜市神奈川消防署
横浜反町郵便局
反町公園
横浜銀行アイスアリーナ（神奈川スケートリンク）
神奈川県古書会館
本覚寺
横浜信用金庫 反町支店
横浜市立青木小学校
横浜市立栗田谷中学校
学校法人大原学園横浜校
大原簿記情報ビジネス専門学校横浜校
大原医療秘書福祉保育専門学校横浜校
大原法律公務員専門学校横浜校
東横フラワー緑道
日本福音ルーテル横浜教会

バス路線

最寄りのバス停留所は、国道1号上にある東横反町駅前停留所です。横浜市営バスが運行しています。また、神奈川中央交通と横浜市営バスが運行するバス路線が駅付近を通っていますが、東横反町駅前には停車せず、国道1号を西に300mほど歩いた松本停留所を利用することになります。

バス停が「東横反町駅前」と名付けられているのは、かつて市電の電停「反町」および京浜電鉄（現京急）の反町駅が存在したことに由来します。なお、反町停留所は駅の南東側の少し離れた位置にあります。

その他

ホーム上の待合室には、チューリップの絵が描かれています。
地下化後も、駅舎北側の国道1号を跨いでいた地上時代の旧架道橋が残存し、2009年に歩行者用の橋桁が追加され、「東横フラワー緑道反町橋」として整備されました。
かつては急行停車駅でした。

隣の駅

東急電鉄

東横線

■特急・□通勤特急・■急行：通過

■各駅停車：東白楽駅 (TY19) - 反町駅 (TY20) - 横浜駅 (TY21)

脚注

注釈
出典
東急電鉄の1日平均利用客数
東急電鉄の統計データ
神奈川県県勢要覧

参考文献

宮田道一『東急の駅 今昔・昭和の面影』JTBパブリッシング、2008年9月1日。ISBN 9784533071669。

関連項目

日本の[[鉄道駅一覧]]

外部リンク

* 反町駅（各駅情報） - 東急電鉄

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