宿毛駅

宿毛駅

宿毛駅（すくもえき）は、高知県宿毛市駅前町一丁目に位置する、土佐くろしお鉄道（TKT）宿毛線の駅です。この駅は宿毛線の起点であり、駅番号はTK47です。四国地方の最南端、高知県の最西端に位置しており、JRグループを除いた特急列車が停車する駅としては日本最南端となります。

歴史

宿毛駅は1997年（平成9年）10月1日に、土佐くろしお鉄道宿毛線の終着駅として開業しました。特徴的な波形屋根を持つ駅舎が建設されました。

2002年（平成14年）8月31日には、駅レンタカーの営業が終了しました。

2005年（平成17年）には、3月2日に土佐くろしお鉄道宿毛駅衝突事故が発生し、駅舎が損傷しました。その後、8月22日に駅舎の復旧工事が本格的に着工し、10月28日に工事が完了。11月1日に営業を再開し、同時に宿毛線全線で運行が再開されました。

駅の位置

当初、宿毛市の中心駅は現在の東宿毛駅に設置が予定されていました。愛媛県方面への延伸も考慮した途中駅としての計画もありましたが、建設時に現在の場所に変更されました。この場所は、市の中心部から西へ約1kmほど離れています。人口分布からするとやや不便な場所にも思われますが、市の中心部と臨港部の片島地区の双方に利便性を図った結果とも考えられています。そのため、市の中心部へは隣の東宿毛駅がより近いですが、宿毛駅開設後、周辺地域が発展し始め、逆に従来の市の中心部が寂れるという現象も起きています。現在の駅舎は、宿毛駅より西方の城辺（愛媛県南宇和郡愛南町）や宇和島方面への路線延長を前提としない構造となっています。

駅構造

宿毛駅は相対式ホーム2面2線を持つ高架駅で、頭端式構造となっています。レールの終端には車止めがあり、その先に2本のホームを結ぶ連結部に、駅舎1階に通じる階段とエレベーターが設置されています。各ホームの有効長は、1番のりばが5両編成に対応した112メートル、2番のりばが4両編成に対応した91メートルです。夜間滞泊が設定されていますが、特急列車は中村駅まで回送されます。

のりば

利用状況

近年の1日平均乗降人員の推移は以下の通りです。
(データは省略)

駅周辺

北口

高知県道7号宿毛城辺線
国道56号
宿毛市立中央保育園
宿毛貝塚（史跡）
まなべ旅館
コーナンホームストック宿毛店
ディスカウントドラッグコスモス宿毛店
エフワン宿毛店

南口

高知県道354号片島港線
国道321号
松田川
高知県幡多土木事務所宿毛事務所
宿毛市総合社会福祉センター
四国銀行宿毛支店・御荘支店
高知銀行宿毛支店（2015年4月13日に宿毛西支店から名称変更）
ホテルアバン宿毛
ホテルマツヤ
フジ宿毛店
ベスト電器宿毛店
ヤマダデンキテックランド宿毛店
ドラッグササオカ宿毛店
くすりのレデイ宿毛店
ファッションセンターしまむら宿毛店

バス路線

駅南口にはバス乗降場（ロータリー）があります。

一般路線バス

御荘・宇和島方面（宇和島自動車）
片島岸壁行（高知西南交通）
中村駅行（高知西南交通）
ふれあいパーク大月・小才角・清水バスセンター経由清水プラザパル前行（高知西南交通）

高速バス

しまんとブルーライナー：神戸三宮・大阪（梅田・なんば・あべの橋）・京都方面（高知西南交通・近鉄バス）
しまんとエクスプレス：新宿（新宿駅西口・バスタ新宿）方面（高知西南交通・小田急ハイウェイバス）※お盆・年末年始のみ運行

隣の駅

土佐くろしお鉄道

■宿毛線

特急「あしずり」・「しまんと」発着駅
■普通
東宿毛駅 (TK46) - 宿毛駅 (TK47)

脚注

注釈

(省略)

出典

(省略)

関連項目

日本の[[鉄道駅]]一覧
日本の都道府県の東西南北端の駅の一覧
八栗山上駅：四国最北端の駅。
見能林駅：四国最東端の駅。
八幡浜駅：四国最西端の駅。
会津田島駅：JRグループ以外の特急発着駅で最北端。
空港第2ビル駅：JRグループ以外の特急発着駅で最東端。
西鉄福岡(天神)駅：JRグループ以外の特急発着駅で最西端。

外部リンク

主要駅のご案内 宿毛駅 - 土佐くろしお鉄道
宿毛駅 発車時刻表 (PDF) - 土佐くろしお鉄道

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