徳島県立文学書道館

徳島県立文学書道館

徳島県立文学書道館は、徳島県徳島市中前川町に位置する文学館です。この施設は、徳島県ゆかりの文学者や書家の作品を幅広く展示し、地域文化の振興に大きく貢献しています。

概要

2002年10月に開館したこの文学書道館は、「言の葉ミュージアム」という愛称で親しまれています。館内では、徳島県にゆかりのある文学者や書家の貴重な作品が多数展示されており、訪れる人々に深い感動と新たな発見を提供しています。2014年4月からは、富永正志氏が館長を務めています。

文学書道館の隣には、徳島市徳島中学校や明王寺が位置しており、周辺地域は文教地区としての落ち着いた雰囲気を醸し出しています。

施設案内

館内は以下の施設で構成されています。

1階
ギャラリー：様々な企画展が開催されるスペースです。
特別展示室：特別なテーマに基づいた展示が行われます。
図書閲覧室：文学や書道に関する書籍を自由に閲覧できます。
2階
講座室：文学や書道に関する講座やワークショップが開催されます。
実習室：書道などの実技を体験できるスペースです。
3階
文学常設展示室：徳島県ゆかりの文学者の作品を常時展示しています。
書道美術常設展示室：書道作品や美術作品を常時展示しています。
瀬戸内寂聴記念室：徳島県出身の作家、瀬戸内寂聴氏の業績を記念した展示室です。
収蔵展示室：貴重な作品を収蔵・展示しています。

主な収蔵作品作家

文学

荒正人、生田花世、井上羽城、井上勤、今枝蝶人、海野十三、悦田喜和雄、逢坂藍水、賀川豊彦、貴司山治、木本正次、小西英夫、佐古純一郎、佐野まもる、鈴木漠、瀬戸内寂聴、武原はん、佃實夫、中野好夫、新居格、野上彰、橋本夢道、富士正晴、北條民雄、保科千代次、松永周二、三田華子、ヴェンセスラウ・デ・モラエス、森内俊雄など、数多くの作家の作品が収蔵されています。

書道

泉智等、閑々子、小坂奇石、柴秋邨、柴野栗山、都郷鐸堂、鉄復堂、中林梧竹、貫名菘翁、村瀬栲亭など、著名な書家の作品が所蔵されています。

利用案内

開館時間: 9:30〜17:00
休館日: 月曜日（祝日の場合は火曜日）、年末年始
所在地: 〒770-0087 徳島県徳島市中前川町二丁目22番地1
交通アクセス: JR徳島駅より徒歩約15分

関連情報

詩のボクシング: 徳島大会の会場として利用されています。
瀬戸内寂聴: 名誉館長を務めていました。
小坂淳子: 名誉館長であり、小坂奇石の長女です。
圓藤寿穂: 徳島県知事の任期中、当館の建設を巡る汚職事件が発生しました。（業際研事件を参照）

外部リンク

徳島県立文学書道館

徳島県立文学書道館は、文学や書道に興味のある方はもちろん、徳島の文化に触れたい方にとっても、訪れる価値のある場所です。ぜひ一度、足を運んでみてください。

もう一度検索