いわさきコーポレーション

いわさきコーポレーション株式会社

いわさきコーポレーション株式会社は、鹿児島県鹿児島市に本社を置く、いわさきグループのバス・船舶部門を統括する持株会社です。地域公共交通の一翼を担い、鹿児島の発展に貢献しています。

歴史

前史

1913年7月：南薩鉄道株式会社が設立。
1914年4月1日：南薩鉄道が伊集院 - 伊作間を開業。
1916年10月22日：南薩鉄道が加世田 - 大崎町間を開業。
1923年7月22日：薩南中央鉄道株式会社が設立。
1927年6月1日：薩南中央鉄道が阿多 - 薩摩川辺間を開業。
1943年（昭和18年）
4月2日：南薩鉄道が薩南中央鉄道を吸収合併。
4月：三州自動車が設立（鹿児島県曽於郡末吉町）。
10月：屋久島バス（後の屋久島交通）が設立。
1950年（昭和25年）7月：奄美陸運（後の奄美交通）が設立。
1952年（昭和27年）
8月：種子島交通が設立。
10月：種子島交通が種子島自動車商会を合併。
1953年（昭和28年）3月：三州自動車本社を曽於郡末吉町から鹿児島市山下町171番地に移転。
1955年（昭和30年）4月：佐多岬観光開発事業を開始。
1962年（昭和37年）1月15日：鉄道線 加世田 - 薩摩万世間を廃止。
1963年（昭和38年）8月：佐多岬ロードパークの営業を開始。
1964年（昭和39年）9月：三州自動車が鹿児島交通へ社名変更し、南薩鉄道を合併。
1965年（昭和40年）
9月：鹿児島交通本社を鹿児島市山下町9番5号に移転。
11月15日：鉄道線 阿多 - 知覧間を廃止。
1966年（昭和41年）4月：佐多観光を設立。
1984年（昭和59年）3月：鉄道線 伊集院駅-枕崎駅を廃止し、鉄道部門を廃止。

いわさきコーポレーションの発足

2001年（平成13年）4月：鹿児島交通が鹿児島商船、種子島交通、屋久島交通、鹿児島空港リムジンを合併し、いわさきコーポレーションに商号を変更。
2004年（平成16年）4月：産業活力再生特別措置法の認定を受け、同社を持株会社とし、事業運営子会社として、（新）鹿児島交通、鹿児島商船、南九州バスネットワーク、大隅交通ネットワーク、三州自動車株式会社、種子島・屋久島交通を設立。
2005年（平成17年）
2月：林田バスの全株式を取得。
3月：奄美交通を奄美岩崎産業に変更し、新たに奄美交通を設立。
2007年（平成19年）
1月：林田バスの全株式を売却。
1[[2月]]：南九州バスネットワークをいわさきバスネットワークへ商号変更。
2008年（平成20年）2月：林田バスの事業がいわさきバスネットワークへ譲渡。
2011年（平成23年）1[[2月]]：大隅交通ネットワークのバス事業が三州自動車へ譲渡。大隅交通ネットワークを垂水フェリーへ商号変更。
2012年（平成24年）4月1日：傘下の鹿児島商船が運航していた高速船「トッピー」事業を、ライバルでもある市丸グループのコスモラインが運航する高速船「ロケット」事業と統合し、新設された合弁会社「種子屋久高速船株式会社」に移管。
2016年（平成28年）3月：いわさきバスネットワークの事業が鹿児島交通へ譲渡。
2018年（平成30年）3月：三州自動車の事業が鹿児島交通へ譲渡され、三州自動車は解散。

いわさきグループ

バス事業者

鹿児島交通
鹿児島交通観光バス
種子島・屋久島交通

船舶事業者

鹿児島商船
種子屋久高速船
垂水フェリー

過去に属していた事業者

南九州バスネットワーク - 2006年8月に解散。事業は林田バス（のちのいわさきバスネットワーク）、鹿児島交通、鹿児島交通観光バスの3社に引き継がれた。
奄美交通 - 2008年6月をもって、道の島交通にバス事業を譲渡し解散。2009年11月19日付で清算結了。
大隅交通ネットワーク - 2011年1[[2月]]1日付でバス事業を三州自動車に、船舶事業を垂水フェリーに譲渡して解散。
いわさきバスネットワーク - 2016年3月をもって鹿児島交通にバス事業を譲渡し解散。
三州自動車 - 2018年3月をもって鹿児島交通にバス事業を譲渡し解散。

脚注

関連項目

佐多岬

外部リンク

いわさきコーポレーション
いわさきホテルズグループ
* 社長・岩崎芳太郎の「反中央集権思想」サイト

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